見る意識、時間の意識

連日の尊いコンサートありがとうございますとだけではとても表現できません。昨日はライブ配信を申し込まないつもりで帰宅時に買い物をして時間を気にせず帰宅しました。時間は7時45分ごろでした、ところがパソコンを立ち上げた瞬間に配信の画面から配信購入していたのです。頭で考える意識と身体が言うことを聞かずしてしまう行動を昨夜も思い知りました。頭ではどうしても費用のことを考えて少しでも自制しなければと考えているのに。一部のパイプオルガンが部屋に響いた時、昨日一日の世俗に嵌った自分の行動がいかになちっぽけものであったかと気づいたのです。時間を気にせず行動したからわかりました。時間に縛られる癖が大切なことを置き去りにしてしまいます。

今日も施設に行きますが、そこには様々な方がおられます。わかっていることでも先先と意識が先行して待てなくて何度も職員をせかす人がおられます。自分の中にも自分でどうしようもないバスで向かっているとき.に渋滞になったりするとき、バスの中で走り出したい衝動を抑えるのに苦労することがあります。決まった時間に行きつけるかどうかということが大きな問題です。そのとき自分の中に施設の方の一種の病的な部分を感じ、〇〇さんがいると苦笑します。認知症と言ってしまえばそれまでですが人の生きてきた状態が濃縮されています。集団生活を余儀なくされて職員の意識に縛られてできていた能力もいつの間にか見えなくなってしまいます。在宅で過ごしておられる方はヘルパーやケアマネの苦労もありますがまだ自分の生活をしておられる方が多く、一人暮らしの大正生まれの男性でも調査に行っている私が恥ずかしくなるようなきちんとした生活をしておられる方、豊かに暮らしておられる方にお会いします。一体人とは何でしょうかと考えたとき、「内なる人間」というコンサートメッセージとつながります。頭で考えてもわかりませんが、いだきしん先生は演奏で世界を変えておられます。そこに参加できる人生をもっと生かしたい気持ちが真から湧いてきます。まだまだ解決しなければならないことがありつつもオンデマンドを申し込めたことも尊いめぐりと感謝しています。ありがとうございます。

高天原は見えません。神々の世と界も一条の光も、宇宙が生まれる三段階前も。ですが命は交流しています。一人ではないことの感謝と責任を感じます。冬将軍という言葉は古くなったのでしょうか。冷たい空気の中今日も行ってきます。