要
三鷹での「高句麗伝説」が無事に終わりました。誠にありがとうございます。昨夜、ある表現の間違いに気づき、闇を引き込んでしまったということにやっと気づくことができ、本日の「高句麗伝説」を迎えられましたおおいなるはたらきかけに深く感謝します。「高句麗伝説」は只事ならぬコンサートであることは今までも自覚しさせていただいてきましたが、このように万全の状態で臨ませばならない歴史の大イベントであるということがよくわかり、今日は万全にという気持ちで臨ませていただきました。リハーサルの時に先生の音が次元を超えていました。まるで変わったことに驚き、戸惑い、何も図形が見えないことを心配しました。先生の状態を調べさせていただくとただならぬものを身に受けておられます。先生でなければ到底解決できる代物ではありません。ただただ共に在れるよう、邪魔にならないようにと心身正しました。太鼓を叩く時の音楽に鳥肌が立ち続け、先生がお生まれになった地の深淵な空気がよみがえり、涙込み上げます。本番は要に集中することを目指しました。見えるがままに表現することに挑戦しました。先生が演奏をなさると、ある存在があらわれます。あるエネルギーであったり香りを即座に言葉にすることに努めました。それよりこの舞台に居る意味がないと考えました。いつもは躊躇し外してしまう場面も躊躇なく言葉に表しました。すると次に見える光景があり助かりました。その場のエネルギーや図形を正確に表現することの心地よいことに感動します。ただそれができれば良いのに、意識が介在し意味を考え、後手にまわることが多かった過去でした。今日からは何でも即座に表現していくことに努めます。人との関係も間があると魔が入ることを最近の出来事で嫌というほど経験しています。が、共に活動する場面があるので、皆で乗り越えてこれたことに感謝しています。今後は魔が入った時の苦しみを経験することなく、先を作る為に時間も労力も使えるように常に即座に表現することに努めて参ります。美しい風が吹く演奏に心地良いばかりです。そしてロマンの香りに満ち、ロマンの風が吹くのです。今ここにいるだけで幸せです。そしていつも生まれてきた意味を考える人生ですが、ここに容れるだけで生まれてきてよかったと心の底から感動します。太鼓の時の人智を超えた存在との一体感に生命躍動しました。東明王様の詩を詠ませていただきました時には存在とひとつである最高の経験でした。一番緊張する場面の三味線は何の詩を詠むのかとリハーサルの時から考えてもわかりませんでした。東明王様かと考えていましたが、太鼓の時に登場なさったので、どうしたら良いかと考えました。考えたところでどうにもならないことはよくわかっています。三味線の音を聴いていると、幼い頃の夕暮れ時の風が吹いてきたのです。この風は母と共に過ごした夕暮れ時に吹いていた風であり、空を仰ぎ、人間は何故生まれ、どう生きていくのか死んだらどうなっていくのかをわかりたいと望み生き始めた時の光景が見え、そのまま詩に詠ませていただきました。緊張の三味線が終われば、ラストのロマンあふれるおおいなる存在の風が吹き抜ける空間があらわれ、どこまでも蒼い風が吹き、蒼い星が輝く世界が拓かれました。大好きな好太王様の地の印です。壮大な歴史の大ロマンの風に吹かれ、好太王様にお会いできますことは真に嬉しく幸せです。魂にお会いできます人生は真に幸せです。いつもアンコールにて父に会え、胸震えます。会えてうれしいです。それも皆様と共に会え、父も喜んでいる姿が見えます。手拍子と共に未知なる世界へ船出し飛翔できましたラストのアンコールにこれからを生きる力と希望で胸が膨らみました。ウクライナの方も高句麗の王様の力がウクライナに届くとお喜び、感動し語ってくださいました。世界が変わる「高句麗伝説」をありがとうございます。明日から福井、富山と久しぶりに北陸に行かせていただきます。闇に覆われた時は行くことができるか否か心配していましたが、今は新しい国創りの活動の為に北陸の地へ行かせていただけますことがうれしいです。福井駅前のオーロラビジョンに先生の音が流れることが楽しみでなりません。埋もれていた魂蘇りの時を迎えています。出会いを待つ魂との出会いをと望みます。最高の国創りのはじまりの「高句麗伝説」をありがとうございます。