裏返し
裏返しという言葉は何を意味するのかは長年ずっと考えてきたことです。ビデオ講演会やサロン等でもずっと話してきたことです。先生に出会い、運命の因子に「裏返し」という状態がありました。言葉ではわかっても、どのような状態を表現しているのかがわからずに長年考え続けてきたことです。その時にも先生に質問させていただきました。先生は靴下の裏返しとか、下着の裏返しとか裏返しは裏返しだよとおっしゃいました。それから下着や靴下を裏返しにしては眺め、考えました。ある時、イラン人からペルシャ絨毯の表と裏は香りでわかると聞きました。猿田彦を祀る神社にて「裏が表に表が裏にひっくり返る」とのメッセージが聞こえました。表裏一体ではありますが、出る側が違う等、裏と表については長年考えることでありました。私は表に出ますが、裏にいるように感じる感覚が常にあります。父は、政治が大好きですが、自分が表に出ることは一切せずに、裏に徹していました。生き方の感覚に裏があり裏返しがあることを年々わかってきました。最近では裏も表もなく、四方八方から見える世界が拓かれています。表か裏かという時代は終わりました。今日の迎賓館コンサートにて自分の裏側にあった煤が解け、やっと真の自分を表せると確かな感覚が生まれました。今日の演奏から神を見、神を感じ、神という存在をずっと教えていただきました。神と共に在る時、自分の存在が現れます。年明けの4日間は、今年を生きる指針を得られました。すごい年明けとなり、今年は今までとはまるで違うことを生命でわかります。次の東京府中でのコンサートに向かい、表現し続けていけますことに感謝します。ありがとうございます。