表現すること
予定も早く終わり、どうぞと言わんばかりの流れがあり、仙台髙麗屋さんへ向かわせて戴きました。清らかで広い空間の中、本当に素敵なお店・・と心から感謝の気持ちで座っておりますとおおらかな光を感じた瞬間、高麗恵子さんが登場されました。うれしくて思わず立ち上がりご挨拶です。そしてなんと、注文した白いコーヒーを、高麗さんが淹れて下さいました。美味しくてたまらない、頂いた事のないお味です。甘く優しい味わいに思わず「お菓子みたい」と言っていました。静かな時を過ごし、美味しいパンナコッタと共に頂き終わりましたら、よろしかったら「詩」とコーヒーを、との時に恵まれました。座り直し、ドキドキとして待ちます。五女山珈琲は格別の味わいで、仙台というよりもどこか山の中腹で頂くような、自然を感じる美味しさでした。マーブリングの和紙にさらさらと美しい文字で「詩」を書いて下さいました。畏れ多く、勿体無いほど美しい「詩書」で感謝感激でした。同じテーブルに居合わせた仲間達の詩、ひとりひとりそれぞれで、歓喜の渦までが美しいです。皆が瞳潤ませ、この時が幸せです。
ビデオ講演会サロンに参加させて戴きました。なんと「先ほど先生がウエブサロンにアップして下さったコーヒーです」と先生のお気持ちがとてもうれしく、更には高麗さんが淹れて下さり、またまた一切身体に負担の無い、グルテンフリーのタルトと共に頂きました。この上なく美味しい珈琲を頂き、語り合い、本音の表現で新しい未来を創っていく事は正に新しい文化と考えます。そして今は、自分なんか、という自分勝手で傲慢な意識はきれいさっぱり整理して、それこそ真剣に「表現」する時とわかりました。今は、真を隠そうとする思いや意識がよく見えるようになりました。
秋の五女山から、美しい紅葉の便りと共に、風となって魂の声が聞こえてくるようです。石垣のひとつひとつは、高麗恵子さんといだきしん先生が訪れたからこそ輝いたのではないかと感じました。奥に奥にと抑え込み、隠してしまった真を今、一斉に表現する時が来たと考えます。
深く尊い語り合いの時を、真にありがとうございます。