表現

昨夜は、眠れぬ夜を過ごしました。眠れないからといって本を読むこともできず、何も手につかず、苦しい夜を過ごしました。ニュースにて、テヘランではウクライナの航空機が墜落し、たくさんの方々がお亡くなりになったこと、対米報復攻撃のことが報道されており、大変心痛みました。昨日、スカイロケットセンターにてビデオ講演会をしている時、下から黒い川のように見える冷たい風が吹き、寒くてたまらずに、講演会中を中断し、暖房を入れて欲しいと言った程、異様な寒さに震えました。夜中、その寒さの中で過ごし、動き始めた時は辛くてたまらずに、何も手につかない状態でした。今年は無我夢中ではたらくと決めていますので、こんな状態ではいけないと気持ちが焦り、なんとか抜け出すことを考え、六本木に向かいました。会社で先生にお電話が繋がり、コーヒーをいただくと、冷たいものが音を立てるようになくなり、汗がにじむ程、体が温かくなり、自分を取り戻しました。血が通う人間となったと安堵しました。何も手につかない状態から、ひとつひとつ誠実に物事をやっていけば、元気になれることを経験しました。

夜のビデオ講演会サロンにて、ご参加者が３月１１日の震災が起こった日のワークショップにて先生は状況を変える言葉を表現することとお話しくださったことを伝えてくださいました。起る事件は悲しいことばかりです。世の中の空気を変えていけるような表現が必要と身に沁み感じます。イランのことも皆で話し合う中で、ペルセポリスのコンサートを思い出しました。私は先生とイランの神様との約束を果たす気持ちで取り組んできました。法律で音楽が禁止されていますので、不可能よりなかったのですが、神様との約束だから、といつも心の中で言い聞かせ、諦めずにやり続けたことを思い出しました。世界中の神々、魂総動員と勝手に表現させていただいていますが、私にはそう見えるのです。そして今まで現れ出たことのない大いなる存在が現る今です。この事実を受け止め、私は大いなる存在と繋がり生きていきたいと心より望みます。

昨夜は苦しみをなんとかしたく、ノートとペンを持ち、感じること、気持ちを書き出しました。真の自分を活かし、実現できる社会は平和な世界を活動趣旨としていますので、真の自分を表そうと常に努めています。表そうとすると我が強くなると見えました。内から生まれる気持ち、エネルギーを表現すれば、自ずと真の自分は現るのです。やり続けること、表現し続けるプロセスを生きることとわかります。

今日はニュースを聞いた瞬間、夜からの苦しみも重なり、とても心が暗く重くなりました。それでも、お正月に先生が何があっても元気で明るく生きていくとおっしゃってくださったお言葉を必死で心の中で言い続けました。このような時があるから先生がおっしゃってくださっていたのだと感じ、深く感謝します。今後も何があっても元気で明るく生きていくことを心に生きていきます。ありがとうございます。