虹と嵐
意識や我が強いことは、意識的にわかってはいても、変わらない辛さがあります。がんばるは、我を張ることとは日本語はすごいです。力を抜いて、動くことさえ意識的です。金曜日の朝から生まれて初めて腰が痛くなり、苦笑いしてしまいます。腰は動きの要とお聞きしています。動いている状態が何か変なのです。社会に出ればいだきのことを知らない人ばかりです。高麗さんや先生がいらっしゃることさえ、知らない人ばかりです。その人たちに伝えていく時は、あちらのフィールドです。自分で境を作っているのだと感じます。これが弱さです。迎賓館のコンサートで、普段の状態が露わになり、忙しくただ動き回っていることに気がつきます。多くの人と関わる煩わしさに気を取られています。乳児の頃から、音に敏感だったようです。母が書いていた母子手帳にありました。今だに、他の音がすると集中できません。今、まさにそのような状態です。何にでも反応して、何をやっているかわからなくなってしまう。目標だけが虚しく目の前にあるようです。どんな場にいても、心静かに自分のやることをやれるように。迎賓館からバスで帰る途中には、神々しい虹が現れ、嵐のように雨が降り、そして上がりました。貴重なコンサートの2時間を、ありがとうございます。