KEIKO KOMA Webサロン

虚数の力


京都での応用コースと存在論をありがとうございました。前日のジェンダーに続き、自発性との比較により、内発性についてより理解を深めることができました。

まず、モノとして支配を受けながら生きている状態では、損得勘定を起点とした自発性に留まり、人類が滅亡に向かう現実の社会、すなわち日常性を脱却できないことがわかりました。一方で、内面を起点とする内発性は、内側から湧き上がる力であり、各人の存在に関わるこの力が、非日常性の実現、すなわち夢や存在証明を実現する原動力として作用することから、私たちがモノからの脱却しさらに未来をつくるためには、内発的な力により生きるよりないと感じました。

そして、この内発的な力と相まって働く、人間に特徴的な理性の力をもとに、日常性を非日常性に変えるという理論が、実数(日常性)×虚数(理性)=非日常性(夢)という方程式により表されることは、目から鱗としか言いようがありませんでした。また、方程式を眺めながら、身一つでありながら、人間の体には計り知れない大きな可能性が秘められているのではないかと改めて感じました。さらに、この虚数の方向性が、人間がこれまで失ったことを取り戻しつつ、女性から悦びを取り戻すことにあるとのお話しは、人類の進むべき方向性を端的に表したものと感じました。そして、ロシアなど海外進出のお話しや、男女関係のお話をお聞きしながら、内面で生きることにより、変性意識の状態に到達する中で、自分の喜びを他の人にも提供し、深まる関係を築くことができるようになりたいという気持ちになりました。

ありがとうございます。

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今日はじめのコーヒーです。コーヒーの香りがみなさんのところまで届くでしょう!
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新年の桐箱 いだきしん先生の書です。
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京都府立文化芸術会館ホールにて