蒼い風 はるかかなた
「風の便り」を心澄まし聞くと、蒼い風が吹いていました。蒼い風は好太王様が動く時に吹く風です。動きの時を告げていますので、今日は動くと決め、出発しました。作品展の立ち上げは素晴らしく、とっても美しい空間が立ち現れました。お越しくださった方が講演会にご参加くださり、大変喜んでくださいました。
ランチを高麗屋でいただいていると、受講生の方がお越しになり、私は神社まわりをするとお話すると、「星の街仙台」の話を教えてくれました。伊達政宗が隠した無形の文化遺産ということで、仙台の街にある神社を結ぶと、六芒星の形になるとのことでした。早速行ってきました。お祀りされている存在とお話することが好きですので、仙台の街のこともわかりたく、お参りと宮司様にお会いできればと願い、6つの星の形にある神社をまわりました。受けるメッセージと宮司様の対応が同じであることは当然のことながら、笑いがこみ上げる程、ひとつでした。地域に住む人の生き方は神社に行くと、よくわかりますので、今までもコンサートを開催する地の神社はまわり、メッセージを聞いてきました。どのような生き方をしているかがわかり、23日のコンサートでは、確実にこの世は変わると見え、コンサートのご案内をさせていただくことは大変やりがいを感じます。
ナビによってはどうしても行き着けない神社に人に尋ねながらやっと行き着きましたが、中に入り大変驚きました。長い階段が続く光景より見えず、ただひたすらに階段を上がっていくと、更に長い階段が続きます。息も苦しくなり、体もしんどかったので、引き返そうとしましたが、ここで帰ることは答えでないと気を取り直し、また階段を上がり、やっと登りつけたと思えば、更にまた階段が続き、3度断念しそうになりながらもやっと境内にたどり着けました。お参りをすると、「はるか彼方」と声を出して言っていました。この世の限界が吹き飛び、囚われていたこともぶっ飛びました。生命の内から喜びが生まれました。山の上ですので、無人と感じていた社務所を訪ねましたが、窓はしまって開きませんでしたが、インターフォンを鳴らすと、なんと応答があったのです。そして宮司様とお会いできたのです。コンサートのお話がよくできました。おそらくお越しいただけると感じる話し合いができました。帰路は喜び長い階段をあっという間に降りることができました。うぐいすや様々な鳥の声が聞こえる山の中を楽しみながら歩くことができました。
とても良い経験ができ、講演会前に作品展に寄り、ちょうどいらしていたお客様に講演会をおすすめさせていただくとお越しいただくこととなり、皆でひとつに動くことの凄さに感謝します。講演会では今までよりいだきについてお伝えできるようになり、うれしいです。この度は、演台と衝立を用意していただきましたが、よりより環境となり、ありがたいです。
明日は多賀城にての講演会です。毎日、生きる上で最も大切なことをお伝えさせていただけますことに心より感謝します。ありがとうございます。