花•華

東京高麗屋プレオープン、おめでとうございます。ご案内を受け、初日の花•華に伺いました。細部までこだわった木の温もりある空間に感嘆です。天井だけでなく床、テーブル、椅子の全てに木の温もりがあり、いつまでも触っていたい滑らかな感触。テーブルの側には、薄いピンクのなんとも艶のある、色っぽいお椀も飾られていました。まるでペルシャの漆喰のモスクに飾られたよう。ずーっとみていることができるピンクの器、美しいマーブリングの数々。一人一人の人生の花，華を開くのにぴったりの空間で頂くコマゲシヤコーヒー、花のケーキも芸術品で、美味しく頂きました。
昨日は先生のお皿も頂き、コーヒーと共に頂いた言葉は「静」でした。また高麗さんに書を描いて頂きました。墨絵のような和紙に描かれた人生はまるでお能のようと言われ、全てをうけとめました。もちろん家の宝です。人生はこんなにもドラマチックでありながら、一人一人の世界は皆異なり、高麗屋さんに集まっている縁を想います。
特別な空間で特別なおもてなしを受け、静かな興奮とうれしい気持ちが込み上げます。ありがとうございます。
貴重な経験に心から感謝申し上げます。