花水木

家に来たスタッフが、「高麗さんの家のハナミズキが一番先に咲いた」と教えてくれました。私が今日着ているピンク色の服と同じ色であるとも話してくれました。外へ出ると、本当に着ている服と同じハナミズキが一斉に咲いています。まるで愛の炎のように、燃え出るエネルギーを放っています。

昨日、先生が焙煎してくださった「魂」コーヒーを淹れ、皆でいただきました。一口飲んだ瞬間、次元が変わります、空間に光が差し込み、春の光に包まれる空間で人と共にあり、光満ちる時を生きていることに感謝の気持ちが生まれます。車を運転し深大寺の桜並木の道を通ると、桜の花はひとつもなく葉桜となっていました。ふと呼ばれたように感じ、目を向けると新緑が輝く光景が心に飛び込んできました。存在を感じ、新緑の輝きに目を見張ります。桜の花にも見惚れましたが、新緑の木の葉にも見惚れます。雨に濡れる木の葉は、水に洗われたように清々しくみずみずしいエネエルギーに満ちています。なんて美しい風景でしょう。魂震え感動しました。今も心に輝く風景です。心あらわれるようです。自然の美しいエネルギーと先生が焙煎してくださったコーヒーをいただいた時の体感と縄文はひとつと感じる今日でした。何も余計なものはなく、宇宙とひとつであればいいと望みます。縄文土器を見、余計なものはない「無」を感じ盛岡でのコンサートを思い出していました。コンサートで「無」を経験しているので、そう生きていけることに喜びを感じます。自然の生命は豊かなエネルギーに満ちています。人間が作っている社会は私には生命負担がかかるエネルギーが蠢いていると見え、苦しくなります。人間の内面が環境を作りますので生命がはたらいているままに生きていけば美しい空間が作られると考え、まずは自分から生命のままに、気持ちのままに生きていきたいと考えます。次は京都でのコンサートに向かっています。皆様と共に経験できますように願っています。

ありがとうございます。