自由自在
東北に帰って参りました。昨日は幻のコグリョカフェ、先生のコンサートに参加させて頂き、最高の一日でした。心よりありがとうございました。幻のコグリョカフェでは、高麗さんが淹れて下さったコーヒーを一口いただくと感動の美味しさでした。飲んだことのない芳醇な香りは、数えきれないほどの果実や花々、大地の香りが見事なまでに重なり交わり、生み出されていると感じました。他には絶対にないです。そして、「こい、ときめき」と合わせていただいた時、思わず笑み生まれました。赤子に出会ったような、可愛らしい、初々しい感覚になんとも言えない恥ずかしさもありました。不思議な経験でした。そして高麗さんに魂の詩を詠んでいただくひとときは幸せです。私は高麗さんと共に。。。という要さえあれば、正直何をしてても嬉しく、有り難いので、それは詩にも表して下さり、ある意味確証を得られ安心しました。何をする、から考えても案外お役に立ちたくても空回りすることが多いですが、共に生き、共に居れれば、必要なことは自ずとわかると今は考えていますので、自分自身がやりたいことも日々表現し、共に上働かせていただきます。
そして先生のコンサート。。。最高でごさいました。源泉とメッセージをお聞きしてから始まりましたので、湧き上がる何かを期待しつつ聴かせて頂きました。しかし実際は頭に蓋をしているような状態が顕になり、一部は苦しかったのです。眠気は微塵もないのに、長い間してきた蓋がとれそうな感覚でした。身体は温泉にでも入ったかのように血は巡り、熱く、このギャップも自覚致しました。二部にはすっきりしていました。ただただ演奏が心地良く、芯があり、ぶれずに、そうでありながらあまりにも自由自在な演奏に無限の可能性を感じました。一瞬とて止まることなく、変化し続ける生命の働きをコンサートで経験させていただき、すぐに止まる頭の悪さをわかりました。止まるのは何か矛盾があるからと感じています。これからは展開していく表現ができるようになっていきたいです。
最後に。改めまして、京都での三日間をありがとうございました。最近感じますことは、私は生まれは東京で、現在は山元町に住み、こうして各地に行かせていただき歩きまわっていると、不思議とどこもホームタウンのように感じて参ります。アウェイ感はあまりありません。もともと東京生まれですが、東京の中でも引越しを繰り返していましたので、なかなか地元という実感もなく、関係しているのかもしれません。京都は各地から人が集まりますが、特に海外の方は日本の文化や未知なる何かとの出会いを求めてお越しになっている方が多いと感じます。この出会い、交わっていく感じが私は好きなんだと、今回わかりました。あまり多くの方には今回コンサート、講演会のご案内ができなかったのですが、拙い英語でお二人の海外の方をお誘いしたのはとても楽しかったです。どう表現したら伝わるかを考え、もちろんウェブやYouTubeもご覧頂きながら、お伝えしました。お二人とも大変素晴らしいと何度も仰られ、コンサートもですが、高麗さんの作品に日本語で素晴らしい!と表現されていました。台湾の方はアーティストで、連絡先も交換しました。海外の方とのやりとりで、コーヒーを世界へ広めていきたい気持ちが再び湧き上がって参りました。具体的にやりたいことも見つかり、スタートしました。
心よりありがとうございます。