自由な風のなかで
コンサートは、いのちの力、メッセージをお聴きし、コンサートに来れてよかったと安堵しました。
いのちのなかにある力、自分は何をも超えていく、超えていける力だと思っていました。でもいきついたのは、強いとは、力とは、何かを成すために突き進み、障害は乗り越え、そんな思いが固まりのようにありましたが、いのちは自由でした。ときには風のように、いのちを運びます。そして自分の思い通りにならないからという自分を超えて、全体なのです。全体を感じるとき、先生のピアノは愛でした。とめどなく涙が伝います。コンサートでなければ経験できない、いのちの力、普段の自分を超えていかなければ、人生をまっとうできない、いのちの力。仙台コンサートをありがとうございました。