KEIKO KOMA Webサロン

自然と一つに生きる


表現が大変遅くなってしまいましたが、12/18狛江応用コース、12/19三鷹市公会堂光のホールでのコンサートに参加させて頂きありがとうございました。狛江応用コースでは「包摂」という言葉を教えて頂き、現代は資本主義社会の枠がどこまでも人間の生活を囲っていることで逃げ場が無く、多くの人はアノミー状態となっている危機をお話から痛感しました。自分に照らし合わせてみても12/11の仙台コンサートで感じた身体の疲労や痛みは時給で働く無理が祟ったように感じていたので「お金」によって大切な身体を痛めてはいけないと課題であります。12/18の三鷹コンサートで「心」のメッセージの演奏を経験させて頂き、最初にサランラップのように薄く身体に纏わりつくものを感じ、徐々に剥がれ、内面から身体が整ってゆき自分自身を取り戻す体感でした。第二部の「一心」は頭の奥や身体の奥が正され、自然と一つとなり生きる心身にして下さっているように感じ、生きてこのような経験が出来ることに心底感謝よりなく、誠にありがとうございました。12月の後半は仕事が落ち着くスケジュールでしたのでなるべく睡眠をとるようにして過ごしました。昨日となりましたが「ひめみこ」の上映会に参加させて頂きました。前半の先生の映像と音楽と語り、後半の高麗恵子さん原作の作品との2部構成がとても素晴らしいと感じました。後半の高麗恵子さん原作の作品は女性の生命からの言葉が一人称で語られ、身の内にスッと入りその世界に魅了されました。作品の素晴らしさは自分の理解の範囲を超えているので言葉にすることは難しいのですが、神様(作品では「神」と表現されますが私としては神様という表現となります)との関係、男性との関係が語られ、病や死という人間の普遍的な悲しみをどう乗り越えてゆくのか、人間の存在の神秘的な変化の表現をお聴きし、今・これからに必要なメッセージであることを感じました。個人的に共感したところは自然と共に生きる喜びの表現でした。今ならば、木の葉が風に揺れカサカサ鳴る音を聴いたり、12月の冷たく澄んだ空気で見る綺麗な景色は、生きていて身体から喜びが湧く瞬間で、古来から同じなんだと感じ嬉しくなりました。母と共に生きるぬくもりも、自然を境なく感じられる喜びも、いだきを受講しなければわからなかったことです。ただ、自分の中から強い意志が立ち現れたり、正直本音をしっかりとわかっておらず、それは魂の表現を探求する姿勢が欠けていたこと、悲しみを本当の意味で自分の身の内の問題として感じられていないからではないかと今回感じました。本日はシリアの上映会に参加させて頂きます。人間になる機会を設けて頂いていると感じます。いつも本当にありがとうございます。

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五月の風 愛
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高麗恵子即興詩 結工房にて
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