自分の有り様
昨夜のコンサートで、自分の状態が明らかになりました。先生のピアノの音が遠く、耳に何かが詰まっているようでした。剥がれない薄皮一枚が覆っているようで、近くて遠い音の中で、歯痒くも焦りました。自分の中に薄皮一枚あっても、先生の表現される世界は届かないと、よく分かる一部です。二部で気づいたのは、分かりたい、変わりたいと言いながらも、怖いのだと自覚しました。目に見えない観念が、何も怖くないのに、自分が変わるのが怖いのです。その自分を受け容れるしかないと自覚した時、音が飛び込み、後は涙しかありません。正直な気持ちからいくしかないと、よく分かりました。ありがとうございます。