自分に向き合う時
11/18三鷹コンサートの1週間前、三鷹応用コースにて「標準化」のお話をお聞きした時、先生の話される標準化した人間の特徴があまりにも自分の中にある非人間的な部分に当てはまっていて、大変ショックを受けました。同じ講座の中の三島由紀夫さんのお話には心熱くなる自分が居て、心が無い訳では無いのです。しかしずっと自分の中には他人の事がわからない、無関心な所がある事は感じていて、先生の言葉はそこを直撃し、自分の中の冷たい心に向き合うしかなくなり、久しぶりに大変落ち込みました。その後いだき講座が始まり、大事な3日間が過ぎた頃ようやく自分の中から変わりたい気持ちが生まれ、気づくと自分の中の“うらぶれた”部分がなくなっている事に気付きました。これからは純粋な心でまっすぐに生きて行ける!と希望を感じました。11/15渋谷、11/16三鷹コンサートを経験し、仕事や日常生活を綺麗に行うことを心に懸命に動いたのですが、水曜日には身体が疲れ果て空気の重さに負けてしまっていました。そんな中11/18三鷹コンサートに参加させて頂きました。
第一部は「自分を知る」でした。
演奏は少しずつ余計なものが外側から外れ、少しずつ確信へ近付いていっているようでした。ある時頭の中がどんどんクリアになり脳の奥の方に音が触れ、とても心地良い感覚となりました。それを言葉にしてみると「創造性を、刺激すると、面白い」となりました。その後は胸が開いてゆくようで開く時痛む感じもありました。多分、普段硬く閉ざしているからでは、と感じながら胸が開き広がってゆきながら脳の奥と繋がる感じが心地良かったです。
第二部の演奏中は失礼ながら生欠伸が時々出て、詰まりが解れた現象かもしれません。ある演奏の時に敢えて言葉にすれば”究極の自分”と感じ、心地良い演奏でしたが、頭がついていかないのでした。
アンコールの手拍子の時に、自分を知り、実現したい気持ちと同時に、わかりたくないという状態もある事を感じました。理由もなくそう感じるものがあるのでしたが、先生のピアノはそういう後ろ向きな状態すら受け止め、手拍子に沿うように優しく共にあって下さっているように感じました。
11/19府中コンサートは残念ながら勤務中で参加出来なかったので、オンデマンド配信を楽しみにしております。
11/18三鷹コンサートのメッセージの中の「自分のことを自分でしっかり知ることによって、何事につけ選択肢は自分にあります」という言葉が印象に残りました。大変貴重な時間、経験をありがとうございました。