自分になっていくプロセス
恨みとかではなくて『ああ、ほんとうに、怖かった』という小さい頃の記憶が蘇り、蘇り認めるとともにほどけていく経験をしました。
本来の自分の根っこのフックと意識が離れていく状態を理解できました。自分だけでなくみんな忘れているだけでなにかしらのこういった恐怖体験を眠らせ、なぜかできない、変われないと苦しんでしまうこともなんだかわかりました。
ふだん記憶の中で、嫌だったことや怖かったことは忘れています。ただ言えば良いだけのことが言えず、考えれば良いだけのことが考えられず、自分を理解できないままに実力だけ過信して『出来る振り』『心配かけないための振り』をしてしまう癖に紐付いている記憶を夢でわかりました。振りは振りなので通用しなくなり根本を直す必要に迫られる中でのことです。
やろう、変えよう、変わろう、と挑んでいくプロセスでわかったことなので、前向きに人生に取り組むことは自分をわかる一歩と感じました。
ちなみに前向きとは、暗さに蓋をして、何も考えずに、なにがなんでも進むという意味ではないので、向き合いたくないことがある場合都合良く勘違いしやすく要注意な言葉だと思います。
いのちが膨らんできて、これまで押さえつけ続けてきたひとつひとつの傷跡を凌駕して膨らみ、輝き、傷跡ごと溶かし込み、そして更に輝き大きくなる体験です。