自分が自分に帰れる場所“いだき”
感動すればするほど、汚れた自分が浮き出て苦しい
自分を隠しながら、胡麻化しながら周りに合わせ生きてきた
そんな闇の感情がまだ自分の中にあることも自覚する
自分が自分に帰れる場所いだき
青森の自然の豊かさ、いだきしん先生のお宅のぬくもり
考えるだけで目頭が熱くなり、涙こぼれる
どんなに醜い自分もきれいに洗い流してくれる
高校生のころ、部活で新潟に行くことになり、
日本地図を見て調べていた時、ふと青森が目に入り
何故か、私は此処へはいけないと感じた
何故だったのだろう
十数年たち、いだきに出会い、高校生の頃の思いを胸に
初めて家族で青森へ行ったとき
ある年の4月19日、桜が見れるかもと期待したが
着いたとき、青森はまだ雪が降っていた
弘前公園の桜はまだ固い蕾だった
子供たちと一緒に鯵ヶ沢の海辺に立った時泣けた
日本海の荒波は北陸と同じに悲しく感じた
あれから20年近くたち今ここ“いだき”で生きる
いだきしん先生と高麗恵子様が歩んでくださった道のりに触れ
正直に生きて行こうと決意する
「いだきを語る」に参加させて頂き考える場を与えて頂き
又、胸の内にある正直な気持ちを表現させて頂き、誠にありがとうございました。
高橋麻里