脳に風が吹き抜ける

荻窪でのコンサートを有難うございます。
夢の中と現実との境界が曖昧になり相互に影響してしまうという頭の威力に驚き、始まりました。夢に影響されて錯覚し、そのまま何十年という年月でも寝ぼけたように生きてしまう在り方が見え始めます。コンサートでは夢と現実とが分けられはっきりしていきました。夢の効果、作用は人体にとって大きく、脳が動くがままにしていてはその威力のまま間違っても気付き得ないのだと知ります。
夢と現実は分けられ、脳に風が吹き抜けるように心地良く、熟考する脳内までも整理していただける奇跡は言葉になりません。解明し切られてはいない夢という、自分でも認識できないものが整理され、何かが愉しく、若く、話しやすいのです。
「愛は夢か」という第二部では、すっきりとした頭が天性を認識します。今まで理解できなかった事が驚くべき新発見のように理解され目が醒めます。人の天性を抑えることは自分の天性を抑える事であり、皆が生きて自分が生きるのは当然の宇宙の摂理でした。この世の中の常識は天性も個々の輝き、閃光も自分のも人のも当たり前に消し去っていくという虚しいものと知ります。今の喜びも幸せも自分一人のものではなく、宇宙や神から許され、当然次の世代にも許され、拓かれています。
「夢か現実か」、脳が整理された時ピアノの音に神が顕れて聴こえ、この大きな存在の側から見たら人間の愛がどのようなものなのかが初めて理解できました。人のことを理解することで漸く自分が生きられ、際限なく愛に生きていける生命の仕組みに平和を見ます。
全く新たな後半の始まりを有難うございます。