胸の痛み
昨日はある巡り合わせにより、人の諍いの場面に出くわしました。とても悲しかったです。その場面に一緒に出くわしてしまった男性は、これまで何度も先生のコンサートや高麗さんのイベントにもお誘いし、参加してこられた方で、いつか受講を、と私がずっと願っている方でした。ありえない状況に驚き、困惑しました。
それから数時間のうちに、お詫びの連絡も頂き、事情もあっただろうから、と、こちらも納得していますと伝えました。それでもやはり胸の痛みはとれず、改めて何があんなに悲しかったのかと考えますと、たとえば、あの場にいたお客が私たち二人ではなく、高麗さんだったら、あのような諍いを起こされたろうか、と、いうことです。相手が誰かによって、行動や態度を変えられたと感じたのです。これはおもてなしの基本から逸脱しているな、と。ましてや、一緒にいた男性がどう感じられたかと思うと、身がすくみました。
そしてふと、高麗さんはいつもどうなさっているだろうか、と、考えました。高麗さんは、いつお会いしても、最高の笑顔でおもてなしをしてくださっていること、あなたが来てくれて嬉しいです!と、全身で表してくださっていること、いつも感じます。ありがたくなるくらいに!ああ、こんな私ですが、ここにいていいのですね、と。これ以上のおもてなしがあるでしょうか!高麗さんの姿から教えられたことは、これまで数え切れません。
振り返って、自分はどうだろうと考えています。知らず知らずに、相手によって、態度や行動を変えていやしないか。常に、誰に対しても大切な人と接するようにと心掛けているつもりですが、例えばどうしても苦手な人にちゃんと笑顔で接しているだろうか、と。
今回の巡り合わせを、今後に活かすことで、この胸の痛みを乗り越えたいと思っています。
いつもありがとうございます。