育む
人物の絵なのだけど、宇宙人みたいな(ちょっと怖くて冷たい系の)絵を描く子がいます。
前に書いた作品を返却しようとすると、それは用済みだからいらない、といって受け取らない。何事にも執着なく。とっつきにくい印象。週一回のクラスで夏休みもあったので、今まで5回くらいしかあってないけれど、なんとなくジワジワと微かな(ものすごい微かだけど)共感あり。せんせー、せんせー、と呼びかけられる回数多くなった。
フリースクールの人たちは、不思議の国の住人。
今日は不思議の住人たちとちょっとふざけてお絵かき遊びを楽しんだ。
全然深い世界じゃないところでの遊びだし、これが何になるのかと考えると何の役にも立ってないのだけれど。
どんな状態からでも、一人一人、まっさらないのちといのち。可能性100%で未知をはぐくむ。そんな場が欲しいと願っているけど、この世にはないので自分でつくるしかない。
先ずはいのち。
いだきの存在なければこの発想自体が起こらない。
まことにいのちの源。ありがとうございます。