美しき日本
昨日はびわ湖ホールでの高句麗伝説をありがとうございました。
かつての日本がとても美しい国であったと感じました。かつて世界でも独特の地理・気候条件のもとで育まれた豊かな自然が日本全土に広がる中、日本には美しく純粋な心をもつ人間と他の生き物たちが生命ひとつで暮らし、八百万の神々の働きにより豊かで平和な世界が築かれていたと感じました。そして、美しいことばを使う美しい人間たちにより、現代のような嘘ではなく、言霊がさきかう国であった感じました。しかし、人間の精神性と純粋性が失われると、自然は破壊され、神々も力を失い、かつての表が裏として隠され、多くの魂たちの悲しみが大地の悲しみとして現在に至るまで続いてきたと感じました。しかし、これからの時代は、一条の光が差し込むことで、大地の悲しみが救済され、裏と表がひっくり返り、これまで隠されてきた真が現れ、人間が美しい魂を取り戻すことで、かつての神々も力を取り戻し、日本が再び美しい国として蘇ることが、未来に向けた国創りであると感じました。
私は、祖先の魂の悲しみと同じ悲しみをずっと感じ続けてきたと感じました。そして、そのような気持ちにより、現在の日本のあり方を 、日本人としての自分を、中々受け入れられないできました。しかし、びわ湖の魂の詩を聞いた瞬間に、かつての日本が美しい国であったことがわかると、自身の魂も救済され、日本人としての魂を取り戻したと感じました。そして、自分は日本という国を愛していることを認め、再び美しい日本が甦る姿を将来に見ました。また、ここ数ヶ月間、何かに突き動かされるように東北や近畿地方の遺跡や神社を廻ったことの意味もわかってきました。そして、かつての美しい日本の自然を象徴するシマフクロウとそれを取り囲む自然に会ってみたいという気持ちがさらに強くなりました。
ありがとうございます。