美しい 生命の流れ
いだき講座を受講させていただき、いだきしん先生のコンサートや、高麗恵子さんの講演会などを、生身の身体をもって経験させていただける幸運は、言葉で表せないほどです。年々、日々、深まっていく、類稀なる経験により、人類史になかった、まったく新しい人間となり、次世代が健やかに生きれる社会を創ってけるのであれば本望です。東北の大地での経験は特別です。大自然、ぬくもり、愛・・・。求めてやまなかったとても大切な事すべてがあり、深く清いです。高麗恵子さんからの「4月19日に寄せて」というお手紙を大切に持ち帰りました。ホテルの部屋に、詩書額を飾るようにし置かせていただきました。晴美様とお会いさせていただいた事のある一人であり、ほとんど誰にも語れなかった「今も生きている気持ち」を持ち続けています。その気持ちを活かす事が生きることであり、日頃意識に登ることや、書かないと整理されない余計な事に、いつしか囚われてしまうパターンに気が付き、それは死んでいるも同然のように考えます。
私が葬儀会社をはじめてしまったきっかけになったのは、晴美様の御葬儀だったと気付いてから久しいですが、高麗様のおっしゃる「誰の目にも見える光となられた」ことは忘れるはずもなく、後に、会館の守衛さんまでもが、聞いてもいないのに語ってくれたのでした。恥ずかしながら「間主観」という事をはじめて知りましたが、人を弔うことの尊さ、大切さを伝えたくて、仕事をさせて戴いています。先生、高麗様の考え方、お仕事のなさりようから学ばせて戴いておりますので、当然、同業他社とはやることは違います。いつか先生が面談でおっしゃって下さった「それであなたが1番になったのか」を忘れません。葬儀の大事さより、何より伝えたいのはIDAKIです。これまでの全てが融合し、活動も仕事もひとつになる仕組みを作りはじめています。葬儀が身近でしたので、いだき講座のスケジュールが合わないとおっしゃる方に対して自分の気持ちとしてつい申し上げてしまいます。生意気ですが、みんな、誰かが亡くなると、すぐに駆けつけ、仕事も休む。葬式は大事だけれど、なぜ、生きる為に休まないのですかと。忌引きという社会のルールに守られ、周りに気を遣わなくて済むからとわかります。葬儀に際しては、立場に関係なくお金がなくてもなんとかするし、最近では、自分の後始末をきちんと考え、保険まで用意する人も増えてきています。真の人生を生きていける、いだき講座やコンサートを最優先し生きようとする其の一つひとつが、新しい生き方への1歩1歩と考え、まだ決して余裕があるわけでない自分に対しても、些細なことから見直しをする日々です。
美しい生命、美しい魂がそのまま美しく生きられる世の中に変えていく「いのちの流れ」を、不本意ながら汚していくような在り方を一掃すると、あらためて心に誓った1日でした。岩手県での朝陽を浴び、神々しい岩手山のお姿にお会いでき、最も純粋な生命の光を、最もダイレクトに感じられます東北の地での経験に深く感謝申し上げます。
本日も「いだき応用コース」「存在論」よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。