美しい歴史のロマンの香り
快適な道中となり、無事に東京に帰ってきました。
いつものように比叡山の工房に仲間がお掃除に来てくれ、見送られ、山越の道を琵琶湖を臨みながら大津に降りてきました。途中の駅で克哲さんと合流し、偶然とおった中華料理店に入り、ランチをとりました。この地に生きる方々にとっては、いつもの空気の中でランチをしているお店です。いつもの空気と違う私達が入ると、色々と声をかけられます。食後の胡麻団子は美味しく、サービスの苦いアイスコーヒーでさえも飲み干してしまう胡麻団子でした。いつもと違う町での午後のひと時は楽しかったのです。
そのまま車を走らせると、琵琶湖が見えてきました。湖畔の道を走り、思わず車を降り琵琶湖の辺りを歩きました。打ち寄せる波の音が魂の声に聞こえ、歴史のロマンの香りがしました。とても素敵な音です。青い空に秋の清らかな光が注がれ、爽やかな風が吹き、とても素敵な琵琶湖畔でした。立ち去り難く、ずっとここにいたい気持ちがありましたが、車に乗り、高速道路に入りました。その後は、ずっと琵琶湖の香りに包まれ、あっという間に東京に着いていました。比叡山で私を見送ってくださった仲間は東京で出迎えてくれました。さっき別れたばかりだけれどと互いに笑い合いました。東京にも清らか秋の風が吹いています。
シリア大使より、メールが届きました。先日の木曜日のシリア、ホムスのテロによりたくさんの方々がお亡くなりになり、負傷しました。また、パレスチナでは、大変な戦闘が続いています。たくさんの方々がお亡くなりになっています。今日も子供の遺体を運ぶ映像が写り、いたたまれない状況に心痛むばかりです。国家哀悼を宣言したので、ご招待を受けていました催しのキャンセルのお知らせでした。とても心が痛みました。心より祈り、日本にいてやれることをやっていくと気持ちを新たにしました。京都で皆と満席よりなしと話し、お別れしましたので、今日は、お手紙を書いていくことや動員のことを考える道中でした。明日から実行します。
また、スタッフが、先日、八坂で出会ったポーランド人のリーダーのfacebookに私の即興詩がアップされていたと教えてくれました。翻訳機によれば、「詩を詠むアーテイスト。子供の頃からポーランドに来ることが夢でオリワ大聖堂で演奏したいという。私はここから5分のところに住んでいる。彼女の願いが叶うように私達は出会った」今、思い出しても何が起こったかと夢を見ているような出会いでした。
満席に向かい始めると、胸の内はときめきます。今日の琵琶湖の辺りの素敵なことが今も心にあります。明後日は、三鷹でのコンサートです。先生のコンサートの経験があるので、いつも夢を抱き、夢を実現していこうと生きていけます。皆で参加し、経験し、飛翔するこれからを共に生きていけましたら、ありがたいです。ありがとうございます。