KEIKO KOMA Webサロン

美しい時


今日も「風の便り」を録音しようと、スイッチを押した瞬間、風が吹き、鳥がさえずりはじめました。心地よい風に吹かれ、風の便りを詩に詠むひと時の尊いことに喜びあふれます。

今日は3年ぶりのお茶室でのお茶会がありました。裏の山から摘んできてくれた青ツツジと野の花、芍薬の花を生けるひと時はとてもうれしく楽しいです。が、一瞬に活けるので、楽しいことは一瞬に終わります。花瓶に生けたお花がある空間はずっと見ていたい程美しい光景が広がります。お客様がお見えになる前に、先生がお茶会の為に特別焙煎してくださいましたコーヒーを高麗流でお茶室にて淹れさせていただきました。一口いただくと、宇宙が身に入ってきた体感となり、明らかに光の雫が胸の内に見えました。光は全身に広がり、光満ちる生命となりました。至福感に満たされ、最高に幸せを感じます。お茶会には幸せ菓子より似合わないと考え、笑美ちゃん、愛ちゃんにこの日の為に作っていただきました。コーヒーとマッチし口の中で溶けていきます。幸せな瞬間です。全身熱くなり、お客様をお迎えさせていただきました。駐車場で待つ間、5月の心地よい風が吹き、鳥が美しい声で鳴いています。こんな美しい季節にお茶会を開催させていただけます恵みに感謝で一杯です。窓からは山の風景が見えます。風にそよぐ木の葉が心地良さそうに揺れています。高句麗の王様は、庭を作らずに、自然の山、川を庭としたという詩を詠んだことを思い出します。お茶室は山が庭となっています。時折鹿が挨拶に来てくれます。皆様をお茶室にお迎えさせていただき、高麗流でコーヒーを淹れさせていただくひと時は宇宙空間に居るようで最高に心地よく、無限な世界で生きる生命を感じ、とても気持ちよく淹れることができます。お一人お一人の生命の詩を書かせていただく時、どなた様の生命にも真の光が輝き、美しいです。皆様最高の装いをし、髪もセットし、化粧も綺麗にし、美しいです。いつもは、中心から外れている詩を幻のコグリョカフェで書くことも多いですが、お茶室では皆様、真の光が現れています。美しい人間であることは希望です。また、昔は、戦の前にお茶室にて、精神を統一したことを皆で話していました。宇宙に通じる内面を取り戻し、戦う戦は勝ち戦よりないとわかります。私たちは常に先生のコンサート、講座にて内面を養っていますので、何をしても勝てる状態であることを認識します。ましてや今日のように正装し、美しくあることは、勝つよりないということがよくわかる経験となりました。最高に幸せを感じ、感謝にあふれます。皆様と会席をいただくことも、良いひと時です。最後のデザートは笑美ちゃんが作ってくれたケーキと先生が淹れてくださったコーヒーです。最高に美味しく、幸せな経験です。5月の清々しい風と共にお見送りさせていただきました。お茶会は特別な催しです。最近は、戦いのお話を先生からよくお聞きします。内面が宇宙に通じ、美しく生きることは戦いに勝てるとわかる経験をさせていただき、とてもありがたいです。私の戦いはコンサートを開催させていただき、人間の真の生き方を取り戻すことで、平和を作っていくことです。まず自分が徹して幸せに美しく生き、世界に伝播する生き方を実現します。昨日をもって、日常生活も、あらゆる場面でもきちんとけじめをつけるように努めています。すべてにおいて美しいことが、良い世界を作っていけると考えます。素敵な時をありがとうございます。

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珈琲即興詩1 グジ・ハンベラ
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迎賓館にて
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六本木カフェ高麗屋にて