美しい存在

いだきしん先生の仙台のコンサートに参加させていただきました。入口で高麗さんにお会い出来、とても嬉しかったです。お恥ずかしながら病み上がりだったのですが、先生の美しいブルーのお着物姿に気持ちがしゃんとしてきて、生命の細部にまで音が沁み渡り、先生のコンサートってこんなにすごかったのだと凄い、凄い、とひたすら感動の渦の中にありました。風の中を駆け抜ける、中心であり続ける、弓矢を射ても的を外さない、何も無い、空間と一つの美しい男の人の存在に出会います。一部では、女性性があらわるようで涙が溢れてきました。

宮城には隠されたり、地に埋められた魂が未だ沢山あるように感じますが、人々がかつて生きた息吹が蘇り、祈り、星に託した願いやのぞみ…  それらが伝わってきました。先生の演奏とともに銀河へ届き、呼応し、いまと未来を生きる希望となっていくのを内に見るのです。
日本の各地の大地がひかりと変わり、今生きる人も未来に生きる人たちも生きていける環境をつくっていく、コンサート、講座とお伝えしていきたい気持ちがあふれてきました。最後には、行商から1兆円という流れを創る石垣のひとつでありたい気持ち、意志が言葉となりました。

東北の帰りの新幹線や電車では、悲しいかないつも男性が女性を虐げているような会話を耳にしたり、そうしためぐりに遭遇してしまいます。思わず手が出そうにもなることもありましたが、そのたびジェンダーの喪失を目の当たりにして、何を問われ、何をすべきかを前向きに考えていこうと昨日からなりました。本日はライブで盛岡の応用コースを聴かせて戴きます。体調はまだ本調子ではないですが、整えて次に向かいます。大変尊い仙台コンサートを経験させていただき、ありがとうございました。