KEIKO KOMA Webサロン

美しい世界、府中コンサート


コンサートメッセージに「光源氏」の名前が出てきた時には、意表を衝かれたようで驚きました。どんなロマンを経験させていただくのか、胸が高鳴り演奏をお待ちしました。パイプオルガンの演奏をお聴きし浮かんだ光景は、光源氏が愛する女性たちに贈った装束でした。季節とその女性にピッタリの色目の装束を贈ったことでしょう。聡明で有能でミスを犯さなかった光源氏は、その女性のことを分かり装束も選んだことでしょう。18日のアントレプレヌールサロンでお聴きした「良い商品」がその装束だとすると、さしずめキャッチコピーは添えた和歌かもしれません。昨日のアントレプレヌールサロンでの経験が深まる経験をさせていただきました。その後のピアノの演奏では、何故か「悲しい」状態を感じましたが、繊細な演奏はいつまでも聴いていたいと願ったほどに美しいロマンの世界でした。

第二部のピアノではスピードと怒涛のような勢いを感じ、俗にまみれない状態にはスピードが必要と感じました。続くパイプオルガンでは、尊厳という言葉が生まれ、幸せに満たされました。聴衆の中から自律し生きる人が飛び立って空中に飛翔していく様が見え迫力でした。

アンコールでの、宝石が転がるようなきれいな音色は美しかったです。第一部で、職場での一場面がふと浮かび頭の一部分が暗くなり、自分では気にしていないと考えていたことが、実は気になっていたんだと自覚した出来事がありました。アンコールでも浮かんだのですが、気にかけていた状態は何もなくなっていました。世俗のゴミだったのだ。先生の演奏でゴミを片付けていただいたんだと感謝でいっぱいでした。

書き込みをするようになって、コンサートでの経験がどれほどすごいものであるか実感しています。かつてはコンサート中に頭に浮かんでいた世俗の思いも、時折感じていた眠気(すみません)も、「帰宅したらWeb Salonに書き込みするんだ」と考えると、さっと消えていきます。今までどれほどもったいないことをしていてことかと自覚し、この機会を与えてくださった先生と、ビデオ講演会で渾身の力でお話しくださった高麗さんには感謝しかありません。ありがとうございます。来週の多賀城のコンサートではどのような経験をするのか、胸が膨らみます。

五十嵐泰子

KEIKO KOMA Webサロン
結工房より
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いだき京都事務所にて
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NPO高麗 東北センターにて