美しいひとつの音からの波紋
迎賓館コンサートをありがとうございました。
先生の声はいだきしんサウンドのボリュームを最大にしてお聴きできました。ことばが美しいこと、そして内面がきれいになる為には外側の肌がきれいに磨かれているかどうか、身体の洗い方までおっしゃっていただき、内面を感じるのも目をつぶっていたって自分の肌がきれいに磨かれていない状態では内面も外側とおなじ状態でしかないということは今はすべてが一つで生きるとき、嘘は口からでることばだけでなく、すべてが一つ。ここから外れることは嘘につながっていくのだと感じました。
迎賓館からのピアノの音は、どんなに暗い世界や暗い闇があっても、先生の弾かれる音が流れていれば、暗い気持ちになどなることはなく、どんどん拓かれていく明るい世界が空間に現れます。どんなに闇が押し寄せようとも暗い気持ちになどなっていられません。2部の演奏の最後では、ピアノの音に乗っかって、どんどん上へ上へと上昇していく様は、まるで銀河鉄道のようと感じました。キラキラと輝くあまりにも美しいひとつの純粋な音に心が感応すると、そのひとつの音から波及していく光の波紋がとても美しく感動的で涙がうるうるになります。人間の命の本来性を感じます。やがてその流れは銀河のようになっていきました。全体でキラキラと輝き、天の川の銀河のような美しい宇宙でした。
映像と音の配信を迎賓館からいつもありがとうございます。