緊張
改めてコンサートにて生命の奥から緊張から解かれたことが自覚できます。
と言いますのも、かつてはやりたくてもできなかったことができたからです。
それは好みの女の子を誘えたこと!(笑)自分でも驚きました。声が素敵とはじめに感じ、話しているうちに緊張から解放されてゆくのを感じられ、ただもっと彼女の声を聞きたいと感じて、気づけばお誘いしてました。今まではやりたくてもできなかったことなのです。喉から声が出せなくて、その都度考え方を変えてチャレンジしようとしてもできませんでした。できなかったのは考え方のせいではなく、そろそも緊張しすぎていたし、緊張の上に成り立つ考え方をベースにしていたせいなのでしょうか。そもそも好みがわからなかったという可能性もありますが。
そう考えると、周りがいかに生命を緊張させて生きているかがわかります。それがわかると、コンサートにお誘いした方がよいなとようやく納得できるのです。
さておき、やりたかったことが1つできると、次々とやりたいことが湧いてきます。
今やってみたいのは、取り組んでいるオペラ関連では①イタリアに行って本場のオペラを体験すること、②来年一月の三大(二大?)テノールの観劇、③今の講師がイタリアの方なので小粋なイタリア語会話を少しずつできるようにする、同じく取り組んでいる染色関連では、④墨流しの作品をつくること。
かつては自分のできることとはほぼ真逆の期待に応えようと無理する人生でした。悩んだいたり困っていても緊張で変えられなかったですが、改めてやりたいことをやれる人生を送れるようになったありがたみを噛み締めています。ありがとうございます。
中川秀之