KEIKO KOMA Webサロン

統合


第一部 「今から、これから」

いだき始まって以来40年目の本日です。
絶えず「今から、これから」の一日一日です。
本日のコンサートも終演後は「今から、これから」が新たなテーマになり、
コンサートに限って言えば、次のコンサートへと続きます。
世界状況、日本の状況、地域の状態など、影響は当然ありますが、
これらによって「今から、これから」を奪われることはありません。
皆様と共にの「今から、これから」と考えての即興演奏は39年目になります。
かと言って何か感慨深いものは何もありません。
「今から、これから」ですから。

 


第二部 「愛は今から、これからの生きるちから」

愛は突然はじまります。
突然自覚すると言ってもよいかもしれません。
この世の常識やしきたり、風習などにより、
時によりはじまっているはずの愛は気づかぬままに
過ぎ去っていることもあります。
気がついても突然のことなので戸惑い、いつの間にか何もなかったように
時は過ぎていきます。
「今から、これから」の未来を実現していく愛は見事なほどに、
普通に考えれば困難なことも、美しく幸せに新たに未来を創り上げていきます。
「愛は今から、これからの生きるちから」
当然ながら、自由がなければいけません。

いだきをはじめた日に、始めた場所のエリアにて先生のコンサートを開催させていただけますことに心より感謝申し上げます。全国からお越しいただき、お祝いの花輪をお送りいただき、ありがとうございます。

私にとっては、メッセージのように、今からとなりました。最近の苦しみの経験から、「考える」ということがやっとできるようになり、今日は真剣に演奏をお聴きし人生を考えました。心のどこかで死を恐れながら、きちんとどう死ぬかを考えることなく、最後は曖昧なままにしていることに気づきました。ちょうど、お亡くなりになった方の霊魂を身に受け、胸が苦しくなり、先生に開演前にピアノを弾いていただいた時の経験が残っていました。何もわからず先も見えず、閉塞された世界で身動きできずにいる状態を身に受け、その苦しみは生き地獄と感じました。死んでも地獄にいることの苦しみは例えようがない苦しみです。人間が生きるということは人間とは何かをわかり、人間とし真っ当に生き、生を全うすることとわかりました。わからずに生きてはいけないのです。この世に生まれ、何をするのか、存在を実現することで生きていくことが生きることと考えます。痛みに襲われた時に不安になる感覚では、真の人生を実現できないことは明らかにわかります。何があったとしても自分がやることは変わらないのです。やり続けていくことよりないのです。世界状況、社会状況がどうであっても自分の人生を全うすることは変わらないのです。雪のようなやわらかく真白い光が舞うようにし降りてきました。先生の背中の後ろに見え、やがてこの光は宇宙の生まれる3段階前の光とつながっていると見えてきました。もしや先生の光では。。と感じ、先生の存在があらわる時代が来たと見え、とても安堵しました。これからは今までとは違うと感じ、うれしく感じます。宇宙の生まれる3段階前の光とつながり生きることですべては光によって統合されると見えたことも喜びを感じます。いだきで生きることはすべてを統合していくのだと体でわかり、ここで生きていけますことの幸せに感謝します。そしていだきがある時代であるのに、いだきのことを知らないことも、知ってもわからないことも憐れなことと悲しみも感じます。人間とは何かがわかる世界で唯一、人類史上初めてのいだきであるのに、同じ時代に生きながら知ることもできないことは悲しいと感じます。知ってもわからないことも尚悲しいことと感じます。知っている私がもっともっとお伝えする動きを作ることを考え続けました。そして私がわかればわかるほどにお伝えできるのですから、人間とは何かをもっともっとわかって生きていきたいと望みます。

第2部も、きちんとわからねば生きていけないことだけは甚くわかっていますので、ひたすらにわかろうとお聞きしました。自律を考えます。自分で考え、わかり、生きる場を作ることをしっかりとしていこうとピアノの音を聴かせていただきました。はるかかなたから光の雫が落ちてくるような軽やかでやわらかく、光が注がれる音に心身癒されます。この経験があるので、何があっても生きていけると感じ、世界中の人にご経験いただきたい気持ちが湧いてきます。私はいだきを世界に伝えることに尽くし生き、人間とは何かをわかり生きていくと新たに新しい意志が立ちました。意志あるところに光が注がれ光が満ち、私の生きる場は光満ちる世界となっていました。感謝よりなく、ありがとうございますという言葉よりありません。

ウクライナの方が今日もご参加くださいました。お一人の方は、精神がとても辛いとおっしゃっています。ウクライナの自宅が戦争により破壊された映像が離れないそうです。爆撃の音も離れないそうです。日本にて普段は何をしていますかと尋ねると、毎日カウンセリングを受けていると答えられました。先生のピアノを聴いていると、血が通ってくると大変喜んでおられます。他の方も心はhappyと何度もおっしゃり、ありがとうございますと繰り返しおっしゃいます。先生の演奏がどれだけ心身癒されるかを私も生命をもって経験していますが、ウクライナの方からもその経験を感じ、本当によかったと涙が流れてくるのです。世界中の人に先生のコンサートをご経験いただきたいと心より望みます。

アンコールの深く静かな一音一音をお聴きし、初めて本気になり死を考え、生きることを考えてみることに希望を感じました。きちんと生きていかねば、恐ろしいことになると霊魂を身につけ、身をもってわかりました。自分がこの世でやるべきことを全うできるように生きていきます。ありがとうございます。

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