結工房一周年おめでとうございます
おはようございます。北上コンサートをありがとうございました。コンサートが始まる前に、先生が淹れて下さったグリーンコーヒーを一口飲んだ途端にパッと目があき、凄い、と口々に声を上げていました。コンサートの体感がグリーンコーヒーで一瞬で経験したかのようです。凄いコーヒーと感じました。
北上さくらホールでは迎賓館と同じイタリアのファチリオさんのピアノをお聴きでき光栄でした。ピアノの音色を表現することはとても難しいことですが、美しい透き通った音色が大好きです。北上哀歌の題名で始まったコンサートでした。北上の豊かな土地に縄文人が居たことも知らなかったのですが、哀歌と銘打った事もわからずただ身を任せていました。1部と二2部のメッセージが同じ事だったのは、参加している私達がわかっていなかったからかもしれないと考えていました。1部は頭が朦朧とし時に眠気が襲いましたが、2部ではピアノの音を全身で経験することに集中しました。中心から熱く余計なものが削ぎ落とされていくのだけはわかりました。
北上コンサートの翌日は、いちご農園、結工房に友人、家族と皆んなで行く事が出来ました。いちご農園は大勢の人で賑わい、ビニールハウスからは先生のピアノが大きく聞こえました。311から8年の時を想いました。いちご農園が始まった最初は、閑散として寂しかった光景がここまで賑わう事が出来たのは、ここで東北コーヒーを焙煎し始めた事と無縁ではないと感じます。そのお陰でピアノを聴いたいちごが甘く育ち、美味しくなっていった事が何よりの確証と考えています。いちご狩りの後、結工房でコーヒーを飲ませて頂きました。一足早かったのですが、結工房一周年を心よりお祝い申し上げます。生まれも育ちも東北ですが、同じ日本人として、被災地に造って頂いた事は希望であり、感謝しかありません。心ばかりのお花を友人、家族と贈らせて頂きました。この度仙台の花屋さんと話をしましたが、8年目を迎えて、イベントの数も少なくなりお花を贈る数も一時期より少なくなっているんです、と話していました。あれから8年、様々想いが蘇りますが、まだ過去ではないと感じています。
本日は結工房に参加できませんが、明日の仙台コンサートに東北の1人として参加させて頂きます。日々の働きを心から感謝申し上げます。
ありがとうございます?