KEIKO KOMA Webサロン

経験することで分かっていける


待ちに待った7月3日でした。看護大学に進学した長女も久し振りに参加出来ました。何より訪問で担当しております103歳の方がお孫さんと一緒に先生のコンサートを経験出来た事が奇跡のように嬉しく、有難い事でした。お孫さんはご両親をガンで亡くされ、家族として何も出来ないままあっと言う間に病院で最期を迎えられたと聞いています。居候という形でお祖母ちゃんの家で暮らしていたお孫さんですが、100歳を越えても自立した生活が出来ているけど少しお手伝いが必要な事も出てきたと感じ訪問看護を依頼して下さったのです。大きな病気もない方なので【生命を全うする自然な最期】について在宅医療のお話をご案内し、一緒に聞きに行った際自然と先生のお話になりコンサートに行きたいと仰って下さっていました。パンフレットで渋谷さくらホール開催があると知った時からお声をかけたかったのですが、背中を痛めて暫くベッド生活となってしまいタイミングを待ちました。間に合うように離床を促し、無事に今日の日を迎える事が出来、嬉しい限りです。営業のお仕事をされているお孫さんは下半期の初月第1月曜日とあって最も忙しい日だそうですが、何としても行けるように事前準備をして半休をとり、お祖母ちゃんの準備までして下さいました。次女とタクシーでお迎えに行き、会場に向かう車内では「今日はデイサービスに娘さんも行くの?」と聞かれ大爆笑でした。車内で「演奏中は音が出る事はNG」と伝えたのですが、先生が現れると「あら、お着物だわ」と喋ってしまいドキドキでした。演奏が始まると「深淵なる愛」とのメッセージ通り会場の空気が一変し、落ち着いて聴いて下さっていました。後頭部に窮屈さを感じ、音に身を任せるよりない状態でした。いのちが深く癒され優しさ包容力に満ちていく実感で、いつも深淵なる愛を経験した状態で生きていれば頭が働くと感じました。
「力を抜いて高まる感性」のメッセージに、中々抜けない力に苦笑してしまいます。それでも経験したいのちは変化が起こっており、夜眠っている間に身体が整い感謝で涙滲みます。娘達には先に帰宅してもらい、私はお孫さんと一緒にご自宅のお部屋までお見送りをし帰宅しました。長女が「誘ってくれてありがとう。過去の経験が次から次へと出て頭がとても整理された。本当に参加出来て良かった」と言ってくれました。「幸せ」も「豊か」も「優しい」も言語は知っていて使っていても経験した事がないので分かる事はありませんでした。高麗さんの書込み【経験と言葉が一致していなければ、真にわかったことにはならない】の表現で深く納得出来ました。
先生、高麗さんにも今回のコンサートをお誘いいただき、多くの方々と経験出来ました事に感謝致します。
ありがとうございます。
長崎佐智江

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高麗恵子スカイロケットセンターにて
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高麗恵子即興詩 結工房にて
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熱情第四弾