KEIKO KOMA Webサロン

紫陽花の花咲く6月に


6/16三鷹コンサート。席についたのは6時32分、コンサートメッセージは読み終わった直後でした。ピアノの一音を聴くことができ幸せでした。一部のメッセージは何であったのか気にしながら音を聴いていました。今日の自分は疎外されているだろうと、昨日の経験があまりにも素晴らしかったとき、明日のコンサートの予測もしていたのでした。光ある世界で生きていると、世の中の仕事にとられ使われていく生命の後姿をみて悲しいと感じているのに、自ら疎外されるであろう世界にこの日私は行ったのです。自分の仕事を創っていくには時間がかかります。そのはざまで苦しみ結局、組織がつくった仕事につき、内面を疎外され、コンサートで生命のはたらきをとり戻して頂き、またそれの繰り返しを続けるのです。光ある世界と疎外された世界で生きるこのどちらも経験し、今日(もう昨日ですが)のコンサートの二部で何が自分にとって一番大切かがわかってきます。昨日のよい経験は魂の目醒めなくしては経験できなかったことです。一部で音とひとつになれない状態を受け入れてくださり、ともに抜け出すことができました。二部のメッセージ、「愛の成立」をお聞きし、一言一言詠まれるメッセージごとに、まったくその通りです、と、うなづいていました。ピアノの音は、内面を宇宙遥かかなた向こうまで、引き上げて下さっていることに感謝しました。そして、空間から降り注がれるエネルギー、大地からの愛のエネルギーとお聞きしていたメッセージで、大地からとはあまり意識していなかったと気づき、早速、大地とつながることにしました。地球の内部までつながる創造をすると音が急に変わり、存在が拡大し、大きなエネルギーと一体となり、内面は自然界とひとつになり、水の光景が見えてきました、川に流れる水の流れがみえ、水は岩肌にぶつかり流れを変えていく様子に心やすらぎ、また、海辺の砂浜に静かに打ち寄せるさざ波のやさしい動きに心静まると、内なる魂は、語りだしました。あなたに会えないことが悲しいです。魂の声をきいたとき、身勝手なことをし、魂なきものにしてしまったことを感じ、魂に申し訳なくなりました。
その願いが空間に届いたのか、演奏が急に変わり私の胸の下をまるでころがる音の粒でほぐすかのように響いた瞬間、言葉にならない感動の涙があふれ魂、喜びに満ちるのでした。コンサートは魂にとって会いたい人に会える、とても大切な機会であることを知りました。ともにある魂のこともひっくるめて人間とはどう生きるのか、もっと知りたくなっています。二部では別の存在もみえ、ひとつにこだわってはそれにはまってしまい、ほかの可能性を閉ざしてしまうことも感じます。
知りたいことは山々です。
日々コンサートへの道を創る中、新しい生き方を苦悩と一見みえるなか、それを、後から気づいていく、侘び寂びの精神とし前向きに向かっていく力がついてくる、自らがひとりひとりやるよりない尊い道であることを動く中で感じました。
見えない空間から一通のコンサートへの招待状が白い封筒に入って届きました。そこには、侘び、寂び、に関する意味が含まれていました。経験した後で、どのような状況であっても、それを楽しんでいこう、といった、振り返る気持ちになった招待状です。空間には自分だけでなく、たくさんの存在がいて、ともに応援していてくれていることを感じ、それなら、突き進んでいける、と言葉うまれます。見えない招待状は、もう一昨日になるコンサートで感じたのでした。日本の美意識である、不足した美の精神を楽しむ豊かさを感じる感性を養って下さる音を、ピアノで表してくださっていたことを、いまさらながらに、そうだったのだ、と感じます。その時わからなくても、あとからわかるのですね。
先生、高麗さん、スタッフのみなさん、すべての方々に、日々、ありがとうございます。

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みなさん、こんにちは。アレクシーです。
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結工房より:幻のコグリョカフェ