立春
出がけに、偶然にも学校帰りのえりかちゃんに会え、生命喜び満ちあふれました。滅多に会えないのですが、こんなにも会えて嬉しいことに気づき、元気いっぱいとなりました。いつもこんなに喜び溢れ生きていければなんでもできると、気づきました。心の底から子供達が生きていける良い社会を作る気持ちが湧いてきます。
今日も多くを学びました。最近は何を見ても学びと感謝します。ロシア語の先生が、突然、ロシア語には、楽しみにしていますという単語はないと教えてくださいました。この表現は西欧のものでありロシア人はメールでも用件だけ書くので、悪く思わないでください、とおっしゃるのです。レッスンよりしない方ですが、いきなりこの様におっしゃり、驚きながらも合点がいきます。ちょうど、年末にモスクワへ行く時に成田空港へ向かう車中で、私が、先生と克哲君に話していたことがあります。モスクワの同胞は感情表現をしないと私は言いました。出発前日に何度か、送迎車の件でやりとりをするメールにて、私は楽しみにしていますと書いても、先方は、空港で待っていますとより書いてこないことを話していました。先生は喜びが伝わってくると仰いました。克哲君は楽しみにしているから待っていますと書いていると感じると言いました。私は相手が楽しみにしていますと書いてくれば私も楽しみにしていますと書くことが当たり前くらいに思っていました。先生は講座にて津軽人は「あ」や「お」という音でわかるとお話くださいます。先生の様に音で相手の心がわかる感性がないと海外とのやりとりは難しいと感じていたところでしたので、今日もロシア語の先生のお話をお聞きし、この時のことが思い出されました。西欧の表現とのお言葉にも目が覚める思いでした。西欧とロシア人がいう仕事のやり方が自然に身についていることに気づいたのです。それで当たり前と思っても、自分勝手過ぎると気づきました。国が違い、歴史が違い、言語、文化、宗教が違う方々と一緒に仕事をすることを考え、学ぶ日々です。基本は、いだきで学ぶこと、身に着けることとわかります。いだきで経験したきたことを最大限実践していく時とわかり、今日は、原点に戻り、それこそ、ゼロから始めていく気持ちになりました。
モスクワのカフェの名は晴れて「KOMA」となりました。ロシア語でKOMAの音は昏睡状態という意味があるとは、初めてモスクワの同胞に会った時にお話したことです。ロシア語の先生は、死にかかった人間という意味もあるので、ロシアのカフェでは「KOMA」の名は使わない方が良いと、このこともレッスンの時に突然おっしゃったのです。何度か名についてやりとりをしていましたが、先日、突然決める時が来たとのメールが入り、一度はKOMAYAと決まる寸前でした。その時、生命の内で「KOMA」と叫んでいる感覚がありました。名の由来と意味、私が何故この名をつけたいかをお手紙に書きました。書いているうちに、自分のやりたいこと、やるべきこと、すべてが見えてきました。人間が豊かに存在表し生きていく世界を作りたい気持ちが源にあります。書いているとモスクワのカフェは「KO MA」よりないと行き着いたのです。そして、この名に決まりました。胸のつかえが降りた様な感覚となりました。えりかちゃんに会えた時、お腹の底から喜びが湧いてきました。モスクワのカフェが「KOMA」と決まった時もお腹の底から安心しました。生命に素直に生きていかないと元気で生きれないということを身にしみました。
高麗恵子スカイロケットセンターでのビデオ講演会では自分のやりたいことを素直に表現でき、私にとってとても良い講演会ができ、嬉しいです。即興詩を詠ませていただく時、とっても麗しい光景が見え、幸せを感じました。この光景が現実なら、元気で生きていけると大いなる力が湧いてきました。ありがとうございます。