移り変わるとき
バタイユのエロティシズムの本が今日届きました。2〜3ページささっと読んでみて、購入してよかった!!とものすごく感じます。
昨日は6月の末に行ったばかりの葬儀場に、再び行くことになりました。主人のいちばん上のお姉さんが亡くなり、やっと49日がたったところ、今度はお姉さんの旦那さんが誰もいない自宅で突然ひとり倒れ、亡くなりました。そしてまだ記憶に新しい同じ葬儀場に再び行くことになりました。葬儀が終わりお姉さんの遺影とともに置かれた旦那さんの遺影をみた時、おふたりとも笑顔の写真であったので、ふたり並ぶその笑顔の遺影に、夫婦としての強いおもいをみたような気持ちになりました。実際のことはわかるはずもありませんが、まだ結婚当初の若い頃のおふたりの写真を見せてもらったせいなのか、その当時の初々しい色気さえ遺影のお写真から感じたのです。夜中にふと目が覚めたとき、とても重苦しく沈鬱なるおもいになりました。なぜだろうと考えると、葬儀のこと、突然に亡くなった旦那さん(お兄さんと呼んでいました)の死を感じました。葬儀場にはまるでラッシュのように隣り合わせで告別式が行われており、他のご家族と入れ替わり、すれ違うのです。立派な建物であるがゆえ、よけい形式ばかりが目立つのです。突然亡くなったお兄さんのことも重く気持ちのなかにありましたが、夜中の重苦しさは朝になったらすっかりなくなっていました。そして大ジェンダーでご紹介いただいた本が届いたのです。身の回りで起こることは、コンサートや講座の日に近いところで起こります。死については一度も参加ができませんでしたが、すべて関連し、深く考えるときです。