私の人生、これから

先週のジェンダー講座に引き続き、昨日もジェンダー講座に参加させて頂きました。「もっと知りたい、はっきりさせたい」との思いが胸にあったからです。少人数でのジェンダー講座は、直接先生と率直にお話ができる最高な場であると、昨日もしみじみとありがたい時間を過ごしました。二回目の休憩時間に、気が向くまま外を歩いてみたら、小さな小道を見つけました。小さな空間でありながら、青紅葉と木々の葉っぱが光と一体となって輝き、緑の風がそよいでいます。別世界に驚くと同時に、突然の出会いに心がときめき、嬉しくて堪りません。僅か5分程でしたが、幸せな気持ちのままアンフィニに戻りました。

「私でも恋はできますか」との問いに、先生が「でもは要らない」と仰った時、命がピカッと輝きました。「恋」と聴くと、自分には既に遠く過ぎ去ったことであり、なぜか若い方たちを羨むような、寂しい感じが胸の奥底に漂っていたのです。先生がそのような意味で話されることはないはずなのに、自分勝手に言葉を聴いて解釈して暗くなったり、表面的に捉えていたと気づきます。「自分の生まれてくるエネルギーは何か」「恋心がない状態を枯れていると言っている」と仰り、老人ホームのおばあちゃんの話をして下さりました。何度かお聞きしているおばあちゃんですが、私は初めて「そう生きてみたい」と力がふつふつと湧いてきたのです。「恋しているかもしれないのに、諦めたり、枯れたりしている」とお聴きした時、自分の中にあった、もどかしさが消えてなくなりました。やっと、先生の仰る恋が分かりました。今までの自分の人生があったからこそ、これからなのだと分かりました。「実態が分かること」「自分の筋を通すこと」頭が、どんどん冴え渡ってきます。「自分でもの考えること」と仰り、「頭から汗出る程、考える」と続く言葉に、頭から汗出る程、考えたことがありませんでしたが、やってみようと力が湧いてきます。私の人生は、これから始まります。ありがとうございます。