神通力
先生に初めてお会いした時に聴かせていただきましたピアノの音は天地がひっくり返る程の衝撃を受けましたが、今日のコンサートでは、その時のような衝撃を受けました。終わってもしばらく、衝撃が収まらず、生命の奥まで、正に骨の髄まで新しい真の生き方を教えていただいたと感じています。キッチンラボへ寄り、「魂」コーヒーを淹れ、アイスコーヒーにしいただき、やっと書き込みができる状態となりました。メッセージの意味も深く、何度も読まないとすぐには理解できませんが、コンサートにて経験させていただいた後では少しは理解できるようになっていることが幸いです。自分の為にも、皆様の為にもここにメッセージを掲載させていただきます。
「夢か現実か」
「夢を見ていない人はいないでしょう。困るのは覚えてない夢が現実があるように簡単に言えば錯覚していることがかなり注意深い人でもままあることです。頭の働きの不思議なことのひとつです。哲学的、心理学的に問題にしながらも誰もが納得できる答えが得られない今の現実です。有名なところでは、ルネ ・デカルトの「夢論証」ジークムント・フロイトの「夢判断」をご存知でしょう。本日のテーマ「夢か現実か」夢は夜見ているだけではなくて同じ頭脳は昼も働いて夢と現実を取り違えてしまうことがままあることです。単純に感覚や感受性を信頼しても、この現実から抜け出すことはできません。全存在を問われます。自分の言葉によりどのように表現いたしましょう。」
まさに夢を見ているような状態となりました。私はよく夢を見ます。夢のお告げと表現していますが、夢に見る象徴的なことや場面は、あることの暗喩表現と考え、その意味をわかろうとします。暗示的と感じることは、その意味を考え、生き方を正そうとします。夢は自分の内にあるものがある形を持って現れ、自分が何に気づき、何をすれば良いかを教えてくれていると受け止めていますので、私の内ではとても重要なことです。本音を表現した時も、夢で何をすれば実現できるかを何度も教えられます。心模様作品が生まれた時も、レバノンがイスラエル軍の爆撃を受け、街は破壊し、たくさんの尊い生命が失われ、悲しみに沈んでいた時、「悲しみをわかる人はやることがある」と大地からのメッセージが聞こえ、やることを必死で考えました。夢で「千人針のひと針を。。。」を見、内面の光景を表すことで皆様のご無事を祈る気持ちを表したのです。夢については話せばきりがないほどに私の人生には大きな要素を占めています。本日のメッセージにて「夢は夜見ているだけではなくて同じ頭脳は昼も働いて夢と現実を取り違えてしまうことがままあることです」とお聞きし、ドキッとしました。演奏をお聴きした時、生命から生まれる生命の芽が育ち、実を結びそうになると、黒く見える頭の働きでまるで土をかぶせるかのように光の芽を闇で覆ってしまう状態が見えました。頭の天辺のところで、神と通じている道を閉ざしていると見えました。生命の内には光の芽がたくさん埋もれ、潜んでいます。先生のピアノの音は頭の天辺の闇の壁を崩そうと働きかけてくださいました。もはや頭は上げていられず、頭が垂れ、眠るとかという次元ではなく、頭が痺れ、何がどうなってしまったのかわからない状態となりました。しばらく頭の治療でもしていただいているような体感でした。たくさんの人知を超えた働きかけを感じました。大いなる存在も神々も総出と感じる働きかけを一身に受けていました。頭が強く痺れました。あるところで、ふと頭の天辺の闇の壁がなくなっていました。「神通力」という言葉が生まれると同時に頭の枠がなくなったので無限な世界と通じる頭となりました。この状態を神通力がある状態というのかと経験したことが信じられない気持ちでいましたが、経験を言葉にさせていただくなら神通力がひらかれたのです。畏れ多いことです。夢から覚めたような気持ちでいます。私は夜眠っている間に一生懸命に働いてくださっている魂、たくさんの働きかけが見えることがあります。このことは夢ではなく現実です。体の具合が良くなったり、心身は癒されています。今日のコンサートで経験させていただいたことも夢を見ているようでありましたが、現実でした。目に見えない世界でたくさんの存在が働いてくださっていることを現実と捉えない頭の働きが闇であり、普段夢で見ていることは私には現実であります。起きている時にとぼけた頭で生きているので、もういい加減わかりなさいと喝を入れられたように感じます。本当は喝どころではありません。骨の髄までわかりなさいと頭の大手術を受けたような体感です。いよいよ生命丸ごと変わる時が来ました。
第2部は、「愛は夢か?」
「発生の時から愛があります。愛によって発生したといえます。だから日頃でも突然のように、ほとんどは稀なぐらいに少ないでしょうが、誰かに会った時に突然愛の兆しをあるいは愛に目覚めることがあるでしょう。閃光の如くに起こります。とすれば、夢によって愛は現実のものになりません。むしろ、夢は真の愛からそれていくことがほとんどでしょう。しかし、あまりにも愛に気づかないが故に夢によって象徴的に知らされることが稀に稀にあるでしょう。本当に稀です。これからはどうなるかわかりません。新しい世界は愛に満ちています。」
一部で頭の大手術を受けたので、2部は音の聞こえ方があまりにクリアーで、頭にも体にもダイレクトに入ってくることに大変驚きました。先生に初めてお会いした時に天地がひっくり返る程驚いたのは、音が心臓に入ってきたからです。音は体に入り込み、苦しいことがあぶり出され、泣くよりなくなる経験は生まれて初めての経験でした。今、当時とは状態は違いますが、音がそのままダイレクトに体に入ってくることに新鮮な喜びが生命の内を駆け巡りました。音は愛よりありません。目を閉じ、見える図形は愛よりありません。内も外も愛よりありません。このように生きることが人間とわかり、魂躍動し震えます。また音は、今日も私が神と表現が生まれる図形が見え、神の存在を数学で解いていくようでとても楽しく興味深かったです。一部では散々な頭でしたが、2部はこんなにも楽しいことに心は晴れ、喜びあふれました。神は先生の働きとひとつです。何もない未知なる世界に動きが生まれ、やがてある形が生まれ、次元を超えた世界までも交わり合う図形が見えます。時にはビックバンのように見える動きが見え、火の玉が光のスピードを超え動き出し、炸裂を起こし、愛が生まれるのです。私は人の苦痛を身に受ける体質により苦しんで来ましたが、重荷であっても人の生命と交わっているので、創造的に生きていけることに初めて気づきました。神と表現が生まれた図形が見せてくれたのです。今まで嫌と感じたり、苦手と思ってきたことも天性に気づくことであったと今更ながら恥ずかしいですが、受け止めました。先生からはお会いした頃より苦手なことはチャンスと教えていただいてきました。様々に経験させていただく機会があり、よくわかっているつもりでしたが、それこそ骨の髄までわかっていないと苦しむだけとわかり、今更ながら苦笑いが込み上げます。どこを見てもどこを聴いても愛よりない演奏でした。メッセージでおっしゃるように「新しい世界は愛に満ちています」を経験させていただきました。生命丸ごと変わる人生の大転換となりました。まさか今日、新しいスタートと受け止めた杉並でのコンサートですが、真の意味で新しい生命となり人生変わる経験をさせていただくとは想像をはるかに超えています。
コンサート後にキッチンラボへ寄りました時に大変衝撃的コンサートについての話よりなく、それぞれの経験の中でそれぞれに衝撃が起こり、途轍もないコンサートであったことは誰しも同様であったと確認できました。皆で呆然とし、「魂」コーヒーをいただくうちに目が覚めてきました。真の意味で新しい人生が始まります。新しい生き方はそれこそ骨の髄まで徹底し身につけていくことが必要です。ありがとうございます。