神経
仙台電力ホールでのコンサートに参加させていただける時に至るまで。
高麗先生の大きな決断を受け初めさせて頂く4月が始まりました。
愛を経験させて頂いて愛に充たして頂いてきた心身には欲が生まれ、
物言わぬ臓器が何を訴えているのか興味を持って生きてきた記憶に辿り着いていました。
高麗恵子先生の「出会い」の著書に出会ってから、
肝臓をノックされている。
肝臓がわからない私は、
内臓がどの位置にあるのか、
当時美容整体の仕事をしていた私は、友人の医師に頼んで解剖する場に立ち合わせて頂けるように頼もうかと真剣に考えた程、
身体の神秘に巡り会っていました。
最近は、事故の後遺症や更年期、
元々の頑なな性格の上、
体質や言葉の使い間違いが相俟り、
今までの思考で思い込み話しし始め、
言葉通りに身体が動かなくなっていました。
考えてみれば、
「本音」は神様との出会いの音。
と伝え続けて下さる高麗先生の御講演で出会わせて頂いてきた、
いのちの声を無視し続けている自分がいました。
昨年、4月19日のいだきしん先生のピアノコンサートがはじまる前に、
抜け殻になってしまった自分の塊は、
魂を取り戻したくて、
御神木を教えて頂き、
木を運ばせて頂きました、
結工房に辿り着きました。
ドアを開けると3人の御婦人が
御神木のテーブルでいだきしん先生焙煎のコーヒーを楽しんでおられました。
「わあ、梅ちゃん。梅ちゃんが来ると思っていたのよ。そしたら来てくれた。こちらへいらっしゃらない?」ととても丁寧にお声がけ下さいました。
魂の抜けた状態の私は、声を掛けてくれる人がいるだけで嬉しいのでした。
そして、
昨年から一年が経ち、感謝の気持ち一杯で昨日も結工房に辿り着きました。
東北センターの「東北の未来 日本の未来を語る会」
でお聴きした、苺のショートケーキといだき先生のコーヒーのmatchingのお話が看板になっていました。嬉しい気持ち満タンです。アプローチには色とりどりのお花が迎えてくれるツバメの杜の結工房。
入る前から店長さんとスタッフの方々のお顔が浮かびます。
昨年と同じ様にドアをあけました。
3人の御婦人はいらっしゃいませんでした。
少しがっかりしましたが縁のある方がいらっしゃり、
言葉を交わし、その方も又、わざわざ紙漉きをしに起こしくださって感謝が蘇りました。
会話を交わす毎に、
何かを探しに来ている自分に気がつきます。
2人がけの切り株のテーブルを選んで腰掛けました。
とても綺麗な日の陽射しは心模様のカーテンのやさしさを見せてくれました。
可愛いリボンで結ばれた布地に見惚れます。
高麗先生 いだき先生と出会わせて頂いてからの記憶を辿る時間を頂いていました。
とても大切な時間を経験させていただきました。
そこに御婦人の方々が現れて下さいました。
又来年。
今年の話しが出来ますように。
物言わぬ物が語っている事をわかり、
物言わぬ臓器を自分が所有してきて、
いだきしん先生のコンサートでその存在の語りを聴くことができました。
今更ですが、
自分の身体を自分の身体と認識できました。
神経が自分にもあることをわからせてくれている痛みにも感謝致します。
いだきしん先生のコンサートに参加させて頂ける貴重な経験をさせて頂きました。
高麗恵子先生参加させて頂きまして、まことにありがとうございます。
長くなりました。
書かせて頂ける場をいだきしん先生まことにありがとうございます。
山の神様の御声に出逢わせて頂きました。
まことにありがとうございました。
梅本佳代