KEIKO KOMA Webサロン

神性の目覚め


8日、府中でのコンサートに参加させて頂きました。第一部は、今まで経験したことのないものでした。先生のピアノの音は、心の深奥の最も神聖なところに真っ直ぐに届きました。その最も神聖なところこそ、自分の神性であり、人間の神性でした。どのような言葉でもっても表せないくらい、深い深い愛・・・がこの身に降り注がれているのを感じ、人間は一瞬たりとも外れることなく神の愛を注がれ続けていて、生かされていて、愛されていることを、先生のピアノの音はずっと語って下さり、もう涙ばかりあふれました。
人間がこの世に生まれることは、本来はとても神聖なことであり、生きることは尊くて幸せなことであるのに、その神聖で尊い自らの存在に気づくこともなく、自らを疎外して生きて死んでいく人間の悲しい連鎖を感じてなりませんでした。でも今こそ人間の悲しい連鎖を断ち切る時、と、荘厳なピアノの響きが語っていました。
自分の、そして今までの人類の、あまりにも膨大な「失われた時」を、先生のピアノの音は時空を超越して取り戻して下さり、今この瞬間に、光の華にして美しく蘇らせ、そして未来へ向かってどんどん展開して下さいました。人間の神性を目覚めさせる音・・と感じ、とてもこの場がコンサートだとは思えず、厳粛な儀式の場に身を置かせて頂いていると感じました。自らの神性に目覚めた一人一人は、今の人類の危機的状況の中でやることがある。それを一人一人が動いて実現していく時なのだと、自ずと受け止めていました。第一部が終わり、皆で拍手をしました時に、これほどの凄い働きをされている先生が、ニコッとされたのを見て、また涙が出ました。

第二部では、いつも井の頭公園沿いの道で見つける小さな花がたくさん、心に蘇りました。
花というのは本当にすごいです。どんな小さな雑草の花でも、「そこに在る。」というだけですごい光を放っているのです。目が痛くなるくらい強い美しい光を放っています。この間などは、何気ない草の茂みの中に、白いクロッカスのような花が一輪、星のように開いて咲いていて、「!」と声にならず驚いて、小さいのにすごい存在感と、凜とした姿に心打たれました。「一にも二にも、存在を明確にし、美しく」というメッセージを拝聴しました時、この白い花がぱっと胸の中心に星のように咲きました。花がこれからの生きる姿勢を教えてくれます。

待ち遠しかった府中のコンサート、その1回で、個人の経験では済まされない、これからの人類の未来へ繋ぐための働きが、参加した一人一人にあると感じ、その一人として経験をさせて頂きました。
暑い夏の一日、その今日もまた府中のコンサートの場に参加出来ますことに感謝いたします。
今日もどうぞよろしくお願いいたします。

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