神の国
今日も素晴らしいメッセージが続きました。第一部のメッセージの最後に、「大和は国のまほろば」と読んでくださったとき、一瞬にして衝撃を受けしばらく涙が止まりませんした。まさか、このように反応するとは驚きました。数日前のコンサートでは、大和とお聞きしてもどこの国のことでしょうかと心の中で尋ねていたほど自分とは無縁のような気がして、自分の魂はあるところを境に断絶されているようで、歴史が覆い隠され、始まりを失い、それは自分の存在を失っていたと同然であると今となればわかるのです。先生の演奏に神々と呼ばれる人々が集まりこの国をつくった働きそのままが現れ胸が震えました。神々によってつくられた日本の礎は今に息づき、日本の地に生まれたことは神の国に生きることを感じ深く感動しました。古代の政治を司ったのは神々であったことは、大和は国のまほろば、という言霊に現れ、真に目覚めます。古事記やホツマツタヱの書を眺めていても、どの本が良本なのか、それぞれの著者の解釈による表現では真はよくわからず、面白くないので本を閉じるのでした。真の経験が生命にあれば、何が真か、真実を記す記述に出会えると感じときめきます。日本の真をわかれば現代人のおかしさは異常であると感じられます。ある瞬間、日本人が日本人となれば、世界の役にたてると感じ畏れ多く首を垂れました。それは外からくる神々も際限なく受け容れていく場が日本にはあることを感じたからです。神々が集まり、世界中の神々が集まり、すべて受け容れひとつとなる空間にあり、頭を上げることができませんでした。
第2部の演奏は、心を写す鏡のようであり、自分の中にある卑劣が露わとなり、臆病であり、弱いこともよくわかりました。日本は大変美しく清い国であることをわかります。
あるところを境に断絶され無音だった内面の世界の覆いが溶けて、豊かに息づく神々の世界が蘇り、生命あることの喜びに満たされます。心よりありがとうございます。