祈りの日々
おはようございます。昨日は東京大空襲の日、そして本日は東日本大震災。東京大空襲では、祖父と伯父が亡くなりました。どこでどのように亡くなったか全くわかりません。当時幼いこどもたちと疎開していた祖母が、家があったあたりを訪れたときには、家は跡形もなく、二人の痕跡すら見つからず、土地は他人の物となっていたと聞きます。戦争は直接命を取るばかりではなく、命助かった人々にも哀しみと苦しみをもたらします。祖母は大変苦労しこどもたちを育てました。この日を忘れることはありません。そして東日本大震災が起こった今日。東京にいてさえあの衝撃は身体が覚えています。本当に多くの方々が亡くなりました。高麗さんがビデオ講演会でおっしゃっていた、パレスチナのこどもたちが、東日本大震災の追悼の凧揚げをして下さっている映像を私も朝見ておりました。毎年日本への追悼と連帯を表して下さっているというそのお気持ちに胸が温かく感謝の気持ちで一杯になりました。遠くにあっても心は一つ。世界で起こる一つ一つの出来事を他人事にせず、常に考えていくことが必要と感じます。今日のコンサートの一席は貴重な一席。心して参加させていただきます。いつもありがとうございます。後藤美香