祈りのしずく
迎賓館での「高句麗伝説」の90分。純粋な美しい世界がある事に出会わせていただいていました。いだき先生の生み出される綺麗な一音を即興で詩に表現下さる高麗さんの透明な御声から祈りの美しさを知りました。光差し込む美しい森から生まれるしずくの輝きがそのまま、音になり詩になっている瞬間瞬間は衝撃でした。始源の美しさをそのまま表現できる方はこの世に高麗さん いだき先生しかいらっしゃらないと、美しい音と詩の世界にこの世の奇跡はここしかないと感動と感謝に満ち溢れていました。今日は、1300年の歴史のある場所で拝見、拝聴させていただいていました。「天からの光差し込み。。。」のところで、1歳の女の子が重い引戸を開けて一目散に椅子に座り、高麗さんのお姿を見つめしっかり詩を聴き始めました。そしてピアノの音がお好きだそうで、すごい集中力で聴かれていました。そこに7歳になる双子のお兄ちゃん達がやってきました。1人はいつも流しているらしく「高句麗」のCDのスイッチを入れに行きました。もう1人のお兄ちゃんは高麗さんの詩を難しいなあ。と言いながら出会えた喜びのような表現をされていました。子供さん達三人と輪になって参加させていただけた「高句麗伝説」に高麗さん いだき先生の表現くださっている光の世界、いのちの輝きを子供さん達にも教えていただいていました。音と詩で何をお伝えくださっているのか子供さんの見ている世界、聴こえている音、話す言葉、高句麗伝説に出会い気づかせていただきました。顔が締まり姿勢の伸びる素直な反応をライブで経験させて頂き衝撃でした。「湖底にあり続ける光。。。」と聴こえてきますと、人工的に作られた湖の底に沈んだ村々も出てきました。内にある悲しみの声が安堵に変わっていきました。そつなさ。。。という一言をお聞きできて報われている魂がありました。知らない言葉なのにその時があるとても不思議な気持ちになっていました。着てるお衣装までその当時の記憶につながるような高麗笛の音。高麗さんの御誕生日のクラリネットの音から今日へと流れていた時間の美しさ。まことにありがとうございました。
「高句麗伝説」「ビデオ講演会」の前後の出来事は京都応用コースで引き出していただいていました事が何だったのか整理されていってます。高麗さん いだき先生に御出会いさせていただけます今の奇跡をまことにありがとうございます。
美しい音と詩の世界から、誰知らずとも、ずっと祈り続けてくださっている方がおられる、美しい祈りがある事に出会わせていただけ、いのちの内にある光のしずくと出会えました。大変な御配慮いただきまして、2日間の「高句麗伝説」に参加させていただきましてまことにありがとうございました。
梅本佳代