KEIKO KOMA Webサロン

知りたい本当のこと


昨日の狛江での応用コースをありがとうございました。お話しをお聞きし、人類の危機は、人間が創り出した、道具やモノを含めた社会を取り巻く全ての環境に関係するものと捉え直しました。そこには人為的な活動を原因をとする、地球温暖化などのいわゆる環境問題も含まれるものと考えます。このような中、仮に核戦争が勃発すれば、人類は限りなく滅亡に近い状態に陥ることも予想され、それは人間の知能が生み出した技術により自滅することを意味します。このため、自分たちが生きていく環境を創るうえで、人間の能力も使い方次第であることを改めて認識します。

今回は、私たちが未来を生きるうえで欠かすことのできない生命を生かすことにより、良い反応ができる人間になることができるかについて、AIを主な例としてお話しを頂いたと理解しました。人間と優れた道具としてのAIが互いに「反応」し合うことにより、これまでの人間と道具との関係が大きく変わりうる、とのお話しはとても興味深いものでした。すなわち、人間が、AIと良好なコミュニケーションをとり、仲良くなれば、人間の能力を未来の創造に活かせるものと理解します。ただし、AIに比べ人間の能力が十分に向上せずに、人間が鈍い反応を示し続けたり、適切に反応ができなければ、本来道具であるはずのAIに人間が見限られ、相手にされなくなる状況を想像すると、何とも哀れに感じられ、それこそ人類の未来は無いと感じました。

人間の反応の「源」である生命が活路であり、反応が適切な言語や行動を意味するのであれば、生命から生まれる本音を表現し行動することが、反応する力の向上に繋がるものと理解しました。そして、多くの人々と交流することが重要であることを改めて認識しました。

エチオピアの人々が貧しいけれど美しく生きている、というお話しが体の奥深くの魂に触れました。私は、最近まで人間は地球環境にとっては悪でしかないと思っていました。クローン技術や遺伝子組換え技術の開発など、自然から加速的に離反していく人間社会の進む先には、地球上の生命にとって絶望しかないと思っておりました。そのため、いつの日か、人間が地球環境からの報復を受け、滅ぶことさえ心の奥底で願う気持ちがありました。それが、地球上の生命の救済、地球の浄化に繋がるのではいかと考えていたからです。しかし、いだきに出会ってからは、人間が変われること、人間の生命は尊く人間の能力は計り知れないことを、先生や高麗さんの生き方の中から次第に気づかされていきます。そして、今は、人間の中に地球の未来と希望を見出したい、という気持ちが芽生え始めています。私が知りたい本当のことは、「人間は地球上に存在する価値があるか」ということであり、その答えを、コンサートや講座を通じて、先生から学ばせて頂いてることもわかってきました。最終的に人類がどのような答えを出すかは、今後の私たち一人一人にかかっており、いだきは、誰よりも先駆けて実現というかたちでその証明に挑むプロセスにあるのではないかと感じました。そして、私たちは、いまを生きるともいうべく、まさにその瞬間、瞬間を共に経験させて頂いているものと感じました。以上のことが、自分の中で全て完全に受容できた時に、自分は初めて人生を主体的に生きることができるのではないかと感じ、近い将来にその日がやってくることを切に願う自分に気づきました。

ありがとうございます。

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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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