真現る時
三鷹でのコンサート3日目を有難うございます。
人間が経験できる豊穣は、今までこの世にあったものや想像できるもの、こんなものではないとはっきり教えられます。生きること話すこと考えること、この世で息をしているだけであらゆる場面でこの豊穣な内面が疎外され全く別次元の意識となっていました。
最高に豊穣なる内面が表現される空間では最高の愛が受け入れられ全身が全て生きている時を得ます。身体の境は無く、意志する間もなく最も望むことが既に叶っている空間に在りました。最高に豊穣な愛が成るのが人間なら、この命を取り戻すことなく死んではならないし人間でもないと明らかとなりました。
無為自然のメッセージに続き、第一部では何もない事の内に幸福があると経験します。何もなく生きる幸福を感じていたとき愛さんの歌声で「高麗恵子さん」というタイトルの詩が聞こえてくるように思い出されます。幸福の源と感じ、昨日の麗花の詩に続き大変豊かな幸せな体感でした。
コンサートに向かい無事辿り着き、座り、コンサートが終わるまで戦のように何が起きるか分からず、古い体が壊れながらそれぞれが新しい世界へ向かう場のようにも経験しています。一人一人の資質が現る場面のようにも感じ大変愉しく畏れ多い場です。今日も有難う御座います。