真の轟、永遠に

府中の森芸術劇場でのコンサートを有難うございます。
「真の轟」は大迫力の音でありながら、意外にも静寂で静かに宇宙に響き渡っていました。何度も東北にいる様に錯覚します。
「愛の轟」の美しいメッセージに生きる事の幸せを経験しました。しかしパイプオルガンを聴いていると胸いっぱいに悲しく、この美しい愛の轟を取り囲んでいた今までの環境を思いました。永遠を感じるとき涙し、ピアノの音に悲しさも癒されます。悲しいほど優しい音に生と死と人間の真をみます。
深淵で美しく、間違いない本音、本心が現れる豊かを超えた経験を有難うございました。
東北を感じる空間に、東北の神様に届いたように起きた地震に、気を引き締めて向かう大きな変わり目です。大事な時に運命の因子の記憶に引きづられるように人が居なくなってしまうのが今と危機感を感じる今日でもありました。
無事に娘さんを出産され新潟に帰郷中の受講生の無事を祈ります。