真の自分 あらわし生きる はじまり
三日前から、いのちが静かに備えていました。
「新生 高麗屋」さんのプレオープン──どのような事情も、この時を前にすれば霞んでゆきました。
まず、その佇まいに息をのみます。
幼い頃、おとぎの国を描いた絵本で見たような、夢と希望が息づく外観。
扉をくぐれば、時空がほどけ、今なのか未来なのか、なつかしいあの時なのか──
日本なのか海外なのかさえ曖昧になる、不思議な世界が広がります。
木の温もりと、いだきしん先生の音に抱かれ、内面がさらに深く、澄んでいくのを感じます。
存在際立つ高麗恵子さんが、どの一瞬にも中心にあられ、
生命が交流する中で、自分自身の存在が明らかになっていくようです。
店内の隅々まで、銀河を感じる装飾や調度品。
淹れていただいた KOMA GESHA COFFEE と、極上のデザートが奏でる絶妙なハーモニー。
そして 思いがけず、今の「いのち」のエネルギーを、「御言葉」として記してくださいました。
その特別さは、言葉を越え、胸の奥で響きつづけます。
一連のコンサートや講座で、いだきしん先生のお話をお聞きし、経験させていただく中で、
「いのちのことば」がいかに大切かを、身に沁みてわかるようになってきました。
そして、一人ひとりの在り方、生き方で、本当に世界を変えていけるというビジョンが、今はっきりと見えています。
記念すべき一瞬を共にさせていただけましたこと、
「新生」となれる特別な経験を、心より深く、御礼申し上げます。