真の自分
3/19三鷹コンサートをありがとうございました。
自分の中になにかがいて、第一部の心地よい音に抵抗していました。先日のジェンダーも経験させていただき、理解を深めていると思っていたところでしたので、根っこにこんなものが潜んでいたことに戸惑いました。先生に何度もお会いさせていただいているので、過去の個人に対する恨みは無くなっています。それなのに、女と男を仲良くさせない破滅を好む感覚が何故なのかしみついていました。男と女はうまくいかない。うまくいってたまるものか。と、抵抗するのです。強烈に自覚している訳ではないのですが、男が優先されていく仕組みに自覚できないほどの根深い恨みがあるのかと想像しました。ある時ふと、子がお店にある男女の動物のイラストをみて「これもだ。いつも男の子が勝ってる。道徳の教科書もそうなの。」となんの脈絡もなく話しました。男の子のイルカが前面を走って後ろに女の子のイルカがいるイラストでした。子供にとると、そういう一つ一つが疑問で、そのうちに疑問にもならず、身についてしまうのかと感じると恐ろしいです。
メッセージでは、「男と女」ではなく「女と男」とおっしゃって下さいました。音は、ひたすらに美しく、心地よく、途方もなくこんがらがってしまった性を本日も解決に導いてくださいました。うちに潜む抵抗する感覚をよそに、本来の自分は、ただ安らぎと心地さよりありませんでした。一部が終わる直前に抵抗の感覚が解けていくのが分かりました。
二部の、「才」のメッセージからは、自分が何のために物事をなしたいのか、才を活かしたいのか、要は一つです。
子供たちが生きられる社会を創る為に、自分の才を発揮して生きる。そのために、いだきにも行かせていただいている。アンコールと共に、うちからは、ものすごいエネルギーが溢れて来て、感謝で涙も溢れ、歓びも生きる糧も激流の様に空間と交流していました。そして、空間の中心に先生がおられました。いだきの時代。ありがとうございます。