真の春の風

３月１日、朝からうれしく、いそいそと身支度をし、お茶室に向かう時、人生でこんなにうれしい日はないと心より喜び、感謝にあふれていました。朝のメールにて琵琶湖コンサートのチケット３０枚のお申し込みもいただき、何よりのお祝いを頂き、生命は喜び一杯です。昨夜、お告げで用意しておいた着物を着ようと決めました。それはすべてが見えた通りに行えば、とっても美しい流れが生まれてくるのです。見えた通りに行わないと、うまくいかずに、最後は見えたままのことを行うようになっているのです。着物は買ったことも覚えていなかったのですが、買ったことを知った時、お茶室が出来たら着るとスタッフに話していたのです。それでも数日前にスタッフに尋ねられた時には着ないと返事をしていたのです。お告げは従わないと未来への道を閉ざしてしまうということをお茶室のオープン準備をしている時に畏れを感じました。未来を切り拓く為にはたらきかけてくださっているのです。そのことを受け止め生きることが未来を拓くとよくわかっていますので、今後は、真の自分を１００パーセント実現する為に躊躇わずに、お告げは受け止め実行します。

うれしくて今日という日を迎え、はじめに先生にお茶室にてコーヒーを淹れさせていただきました。私流です。お茶室の為に先生が特別焙煎してくださったコーヒーです。最高に美味しいのです。そしてお茶室で頂くお菓子は、いろいろ探しましたが、私が最も好きな所から用意させていただきました。先生の焙煎してくださったコーヒーとひとつに溶け合う最高の組み合わせとなり、お菓子ひとつ選ぶこともおおいなる働きかけを受けていることに感謝よりありません。先生も美味しいと大変喜んでくださり、自信をもって皆様をおもてなし出来ますことにも感謝します。

皆様がお越しになると、うれしくて胸高鳴り、内面も空間も真の春が来たと感じる華やぎでした。皆様をお迎えし、お茶室でのおもてなしがはじまりました。生命の光景も詩に書かせていただきました。コーヒーを淹れる時も真剣に淹れさせていただき、詩を書く時も内面澄ましと、集中していましたので、気づけば汗だくでした。まるで「高句麗伝説」の本番の舞台のようだと一人心の中で笑いました。お客様は、大変喜んでくださり、愉しいことが生命から伝わってきます。美しい生命があらわれ、美しい表情となり、最高に幸せな時を過ごしました。ここは別空間、別世界です。ここでの経験をした生命は元に戻ることなど到底できないでしょう。全てが終わった時に、この経験をしたなら、また元に戻ったら大変になるので、生き方がはっきりする怖い所と先生がおっしゃた時に、お茶室の持つはたらきがわかり、武者震いが起こりました。大変な場であるとわかります。ここに来ることは、真の自分を実現出来るか否かが問われ、決まるのです。お金や用事では置き換えられない人生決まる機会であることに畏れを抱き、魂震えました。

お茶室にいると、窓の外の山には鳥がたくさん集まってきました。あまりにたくさんの鳥が集まってくるので、驚きました。先生から鳥が集まるところは生物にとっては良い場であるとお聞きし、更に凄い場であると感じます。人の気配で逃げてしまうものなのに、お茶室は人はいても鳥には警戒するエネルギーはなく、居やすい場であることがうれしいです。お茶室にいる時の状態は生き物にとって居やすい場となっている生命であることが本当にうれしいです。

お客様をおもてなしさせていただき、階下の広間にてサロンをさせていただきました。この時はお茶室スペシャル焙煎２番と書かれた黒いコーヒーを先生が淹れてくださいました。私が選んだお菓子は最高に合い、「美味しい」という声より生まれません。そして、お開きの時間となりましたが、スペシャル焙煎３番と書かれたコーヒーの美味しいことを知っている私は、皆様と共に格別のおいしさを分かち合いたく、再び先生に淹れていただきました。偶然にも私はもうひとつお菓子を用意していたのです。それはどちらも頂いてみたく、決めかねたので、３種類も用意してしまったのです。偶然にも先生がお茶室用に３種類の焙煎をして下さいました。３つめも全体を感じる素晴らしいコーヒーとお菓子が抜群に合い、声を出せば「美味しい」よりありませんでした。お菓子を選ぶことにもおおいなるはたらきかけがあったのだと大変うれしく感謝します。全てに良く、幸せな何にも代えられない尊い経験をさせていただき、これからが真の力を発揮し、世界の平和実現へと向かっていけます。

先生が創ってくださった壺や花瓶にお花を活けることの愉しかったことが今も尚あり続けます。先生の器を並べるときの喜びもあり続けます。お茶室では私がやりたいようにやれる状況が創られるのです。真の自分を１００パーセント実現できるはじまりとなり、心よりありがたく感謝します。この喜び、胸のときめきをなんと表現できるでしょう。人生でこのような日が来ることが信じがたい程に、春の風が生命の内に吹いています。今年の春は真の春の風を感じ、胸がときめきます。先生が撮影してくださった私が写る写真からは真の春の風が吹く光景が見えます。とても好きな写真となりました。今日となりましたが、いだきをはじめさせていただきました記念日に迎賓館コンサートを開催させていただきます。素晴らしい日々に感謝します。ありがとうございます。