真の力

春雨に煙る朝です。桜はすっかりなくなりましたが薄ピンクと新緑の若々しい色と溶け込んで夢のような世界が広がります。数メートル先の貴婦人のような臙脂のシャクヤクも花開こうとしている息吹に一年の速さを感じます。庭先のボタンさくらがちょうど満開で夜の闇を明るくしてくれくれます。フェンスに絡んだキャロライナジャスミンの黄色い色も去年頭から真っ赤に高揚したモミジもみずみずしい若葉を芽吹き春の美しさはそれだけで心をいっぱいにしてくれます。
コンサートに身を運ぶことがどんなにしてもかなわず、命を懸けてしてくださる先生、高麗さんの表現にも答えられない状態がありました。高麗さんの書いてくださるメッセージと空間を感じることだけが自分が生きている印です。昨日の三鷹コンサートの≪空≫というメッセージを拝読して、コンサートに身を運べないでも肩の力が抜けて楽になったのです。
今朝、魂コーヒーをを一口頂くとお腹の芯に沁みとおって、真の力という言葉になります。

未だかつてなかったくらい認定調査の依頼が来て、個人情報のこともあって家では入力できなくなり、住所だけで訪問することから入力まで能力をそれこそ三倍にしなければとても追いついていかないのです。スピードだけでない工夫の訓練の機会と受けとめます。どの現場でも限界突破することで開いていくものがあります。それでも人の生活と様々な状態とに触れる仕事です。コロナ渦であっても人の家を訪問して生活の状態を表現するのです。数をこなすだけではない仕事です。自分が障害があることで初めて知識だけではない人としての気持ちがわかってきました。ヘルパーの仕事も新しい訪問先の依頼が来ています。土日の夕方いっている老健施設のそこから出られない方々のことも心にあります。
自分の事ばかりで精一杯で、今までと同じことをしていては先がないのです。
先生と出会えた命で今とこれからを生きている。そのことを無駄にしないように。。。今日も三鷹でコンサートがあります。よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。