相対する愛の世界

盛岡での特別なコンサートを有難う御座います。この地に来ることで、日常では決して経験することのない別次元へ飛翔します。これで来年に向かっていけると新たな心身が養われました。
ピアノとパイプオルガンを聴いていると故郷に帰ったように安らぎました。神の愛は全身に満ちて生まれ変わらせてくれます。

一枚の布のような「時空」にたとえば太陽という質量があって時空の歪みが生まれその重力によって地球がいまのような運動や生命圏のバランスを保っていると考えると、太陽はなくてはならない存在であり、いまある重力は宇宙の起源にまで繋がっているのだと経験します。人と人も地球と太陽のように掛け替えのない存在として引き合うことこそがエロスなのだと知り感激しました。いても居なくても同じような愛ではエロスとは程遠いのです。
宇宙が生まれ、太陽があり地球がある、そのような宇宙の歪みと相対するような愛を人間の愛と呼ぶのだと知りました。片方が存在しなければもう片方も存在しないというロマンに溢れた宇宙で、全身が愛に包まれ新しい境地へと出発するのです。掛け替えのない愛が一点に生まれたらその時空の歪みが世界中に影響していくことも当然の事として経験し、IDAKIを中心にまわる宇宙は存在していると感じられます。
常に新しい世界へと旅をし、生きている意味に気付かされます。明日からの旅程も愉しみで感謝に溢れます。有難うございます。