目覚め
六本木に向かう車の中では、モスクワでの「高句麗伝説」が流れていました。ロシアの大地の詩を3つ詠み、3つ目の詩にて「引き裂かれた同胞」と詠む時、号泣していました。ロシアの方も号泣していたと客席にいた仲間より聞きました。そして五女山の夢の詩へと続きました。何故、先祖発祥の地に行けないのか、と改めて疑問に感じました。現状況は、わかっていますが、行けない状況はおかしなことと、改めて気づくのです。同時に、多くの人の生命が犠牲になる世界の状況もおかしなことと改めて考えます。高句麗王は民が一人でも不幸であれば王は王ではないという精神で国創りをしていたことを知った時、生命の内で深く合点がいきました。現在のように多くの人の生命が犠牲になる国は国とは言えないと普段感じていることを抑えきれなくなりました。不満を言っても意味がないことは重々わかっていますので、一人一人が自律し、生命が犠牲にならずに生きていける世界を作ることが答えです。今後はどんどん動かねばならぬと甚く感じます。幸いにも12月11日には新宿文化センターでのコンサートがありますので、大きく動いていけます。気持ちが通じる方々は共に動いてくださっています。この力が状況を変えていくと見えます。
ある会合にて、先生は母が心臓破裂した時も私は仕事をしていたとお話してくださいました。生きることの基本であることをお伝えくださる為でした。全て同時に行うことが母の負担もなく皆が生きていける道を作るとよくわかる経験をさせていただきました。最終便の飛行機で東京に帰り、始発の飛行機で大阪に戻り、講座の2日目をさせていただきました。そしてまた最終便で東京に帰り、始発便で大阪に戻りを繰り返しました。父が亡くなった直後も兄は仕事へ行けと言い、私を出してくれたお話をしてくださり、これが高麗一族とおっしゃった時、胸の内では号泣していました。胸の内では泣いて泣いて。。。でしたが、いだきの仕事があったので耐えられました。血尿が出た時も医者にもかかりませんので、チケットを販売することに集中したら血尿が止まっていました。働くことで体を治し、悲しみも辛さも乗り越えてきたことを先生のお言葉により蘇り、胸の内は号泣でした。このようにわかってくださる方がおられるので生きていける、と先生にお会いした当時、常に誰にもわかってもらえなかったことをわかっていただくことで生きていけると、感謝に震える涙が流れると共に過去の悲しみが洗い流されていったことも思い出しました。誰がおかしくなっても、悲しむ私のことをわかっていただけることがこんなにも生きていく力となることを改めて経験しました。人間とし真っ当になり、良くなっていくことが全ての答えです。皆で元気に喜びあふれ、生き、働き、次世代が生きていける平和な世界を作っていきたい気持ちよりありません。
尊い人間の生命が犠牲になる世の中は変えていきたいです。五女山の夢も叶わぬ状況はおかしいと、目が覚めます。状況を知ることで仕方がないと一瞬であっても思ってしまう私もおかしいと喝を入れられたようでした。おかしいことは変えていくよりないのです。多くの人が生きていけない苦しみにありながら、なんとかしようとしない状況もおかしいのだと感じてなりません。変えていける動きをし続けます。いだきしん先生のコンサートにより世界が大きく変わることがいちばん早い道とわかっていますので、内面美しく、喜び満ちる生命でコンサート開催に向かう活動を心通じ合う仲間と共にしていきます。美しい平和への道を歩ませていただき、ありがとうございます。